2022年08月10日
アエロメヒコ 10月30日よりキューバ・ハバナへの運航再開
Radio Habana Cuba、2022年8月10日、PL
アエロメヒコが10月30日よりメキシコシティ-ハバナ間の運航を再開する。週7便で、月におよそ1万席を提供する、と同社がきょう水曜日(8月10日)発表した。
同社はプレスリリースで、この運航は月曜日から日曜日まで、行きのメキシコシティ発ハバナ行きが午前8時40分発(現地時間)、帰りが同日の13時30分発(キューバ時間)になる、と伝えた。
この区間の航空券販売は、今週末から開始される予定。こうしてアエロメヒコは、サント・ドミンゴへの運航もおこなっているカリブ地域での運航を増やすことになり、これで月に120便、15500席を超える。
同社グローバルセールス担当のジアンカルロ・ムリネリ上級副社長は、「アエロメヒコにとって、コロナ禍による休止のあと、キューバの首都の美しさ・歴史・文化・美食をわれわれの旅行者に再び結びつけることは、ひとつの誇りである」、と強調した。
同社がキューバへの運航を始めたのは2011年であり、メキシコと世界各地の重要な場所をつなげるために運航ネットワークを拡大し続けるという使命を今回の運航再開で再確認している、と回想した。
Aeroméxico reiniciará vuelos a La Habana a partir del 30 de octubre
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/296220-aeromexico-reiniciara-vuelos-a-la-habana-a-partir-del-30-de-octubre
2022年06月11日
シルビオ・ロドリゲスのソカロ広場でのコンサート 10万人以上が集まる
シルビオ・ロドリゲス、メキシコ市ソカロ広場にて、2022年6月10日
Cubadebate、2022年6月11日
キューバのシンガーソングライター、シルビオ・ロドリゲスが今週金曜日(6月10日)、メキシコ市のメイン広場であるソカロでコンサートを開き、同市のクラウディア・シェインバウム知事のデータによると10万人を超える観客が集まった。
コロナ禍以降ソカロでの初の公開無料イベントとなったこのコンサートは、夜9時少し前に始まり、10時半過ぎに終わった。
ロドリゲスは、自身のレパートリーから名曲「カシオペア」「テ・アマレー」「オレオ・デ・ムヘール・コン・ソンブレーロ」「ウニコルニオ」「ダンソン・パラ・ラ・エスペーラ」「キエン・フエラ」「ラ・マサ」「エル・ネシオ」などを演奏したあと、「オハラー」でこのソカロでの偉大な夜を締めくくり、この歌は観客によって最も合唱された。
このソカロでのコンサートと、国立オーディトリアムでの2回のコンサートは、ヌエバ・トローバ最大の存在であるシルビオの8年ぶりのメキシコでのステージとなった。
「カンシオン・シン・ミエド」の作者であり、メキシコでのフェミニズム闘争の重要人物である、メキシコの歌手ビビール・キンターナがシルビオの前座だった。
観客の中には、性暴力や女性の行方不明や暗殺に反対するフェミニズム闘争およびメキシコ国内の政治状況に関するメッセージが書かれたプラカードを持つ姿が見られた。
シルビオ・ロドリゲス、メキシコ市ソカロ広場にて、2022年6月10日
シルビオ・ロドリゲスのコンサートに10万人が集まる
キューバTV(2022年6月11日)
La Jornada
Nmas
シルビオ・ロドリゲス コンサート パート1(2022年6月10日)
シルビオ・ロドリゲス コンサート パート2(2022年6月10日)
シルビオ・ロドリゲス コンサート パート3(2022年6月10日)
Más de 100 000 personas asistieron al concierto de Silvio Rodríguez en el Zócalo (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2022/06/11/mas-de-100-000-personas-asistieron-al-concierto-de-silvio-rodriguez-en-el-zocalo/
2022年05月28日
シルビオ・ロドリゲス メキシコシティのソカロ広場で無料公演 6月10日
Cubadebate、2022年5月28日、PL
著名なキューバ人歌手シルビオ・ロドリゲスが来たる6月10日、メキシコ市のソカロで無料公演を行う、ときょう土曜日(5月28日)、日刊紙エクセルシオールが報じた。この公演の前に、国立オーディトリアムでの2回の公演も予定されているという。
「アヘンシア・ディヒタル・デ・イノバシオン・プブリカ」のホセ・メリーノ代表が明らかにしたところによると、「オハラ」の歌い手シルビオは同日メキシコシティのソカロでコンサートを開催し、ビビール・キンターナが当日の現地時間19時に前座で出演する。
エクセルシオール紙によると、同代表はシルビオの楽曲「エン・エストス・ディアス」の歌詞の一節を引用し、同公演のポスターを公開した。「ここ最近、日は昇らず、君の顔ばかりが浮かぶ。沈黙のなかで君の瞳が叫ぶ」、とメリーノ代表はツイッターに投稿した。
数日前、メキシコ市知事は、同国首都での経済活動再開計画の一環として、シルビオが同市での無料コンサートを開催する、と述べた。しかしその翌日、シルビオが2日間国立オーディトリアムでも公演を行うことが発表される前に、この無料公演について述べたことを謝罪し、国立オーディトリアムにシルビオを見に来るよう要請した。
この呼びかけが効果をもたらしたようで、エクセルシオール紙の記事によると、公演主催者はすでにシルビオの一公演が売り切れており、もう1日も残席わずかであることを発表した。
故人を含む他の著名なキューバ人歌手とともに「ヌエバ・トローバ」の創始者であるシルビオ・ロドリゲスは、メキシコ国内で最も知られた外国人アーティストの一人である。
シルビオはメキシコでこれまで何度も公演しており、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領と、その妻ベアトリス・グティエレスから尊敬を受けている。ベアトリスにはシルビオの楽曲「エル・ネシオ」を歌うビデオクリップがあり、国営テレビでも放映された。
El Necio - Beatriz Gutierrez Müller
Silvio ofrecerá concierto gratuito en el Zócalo de Ciudad México el próximo 10 de junio
http://www.cubadebate.cu/noticias/2022/05/28/silvio-ofrecera-concierto-gratuito-en-el-zocalo-de-ciudad-mexico-el-proximo-10-de-junio/
2022年05月13日
メキシコの航空会社ビバ・アエロブス ハバナ-メキシコシティ間就航へ 7月15日より
Radio Rebelde、2022年5月13日
メキシコの航空会社ビバ・アエロブスは、7月15日より、最初の国際路線がハバナ-メキシコシティになる、と発表した。ラ・ホルナダ紙によると、ビバ・アエロブスはフェリペ・アンヘレス国際空港から運航するルートを5か所追加し、アカプルコ、カンクン、オアハカ、プエルト・エスコンディード、ハバナと接続する。
同社は、グアダラハラとモンテレイへ運航するルートのほかに、アカプルコとオアハカには週2便、プエルト・エスコンディードには週3便、カンクンとハバナには1日1便運航する。
ビバ・アエロブスはは週に70便を加えることになり、これによっておよそ75万席の提供が可能となる。この増加は、同社によると、メキシコシティ首都圏における航空接続の必要性の高まりに対応し、首都圏の航空システムの強化に貢献するものである。
Viva Aerobus con destino La Habana-Ciudad de México
https://www.radiorebelde.cu/noticia/viva-aerobus-con-destino-la-habana-ciudad-de-mexico-20220513/
2022年05月07日
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領 本日キューバ到着へ
メキシコ合衆国アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領
Cubadebate、2022年5月7日
メキシコ合衆国のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領がきょう土曜日の5月7日、キューバを公式訪問する。訪問中は、キューバ当局との対話を続けるほか、その他の活動をおこなう。
ロペス・オブラドール大統領は、米国による対キューバ経済商業金融封鎖について幾度となく非難し、キューバ国民を道徳的および抵抗の指標と形容し、最近は次回の米州首脳会議からキューバやその他のラテンアメリカの国々を除外しないよう要求している。
予定の計画によると、ロペス・オブラドール大統領は明日日曜日(5月8日)の早朝に、国父ホセ・マルティに追悼を捧げる。
その後、ミゲル・ディアスカネル大統領が公式歓迎をおこない、両首脳の会談と、二国間協定の締結が実施される。
Presidente mexicano llegará este sábado a Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2022/05/07/presidente-mexicano-llegara-este-sabado-a-cuba/
2021年07月30日
キューバ メキシコ政府からの人道援助物資第一便到着
Radio Habana Cuba、2021年7月30日、ACN
メキシコ政府からキューバ国民への援助物資を運ぶメキシコ軍艦三隻のうち第一便が、きょう金曜日(7月30日)の午後、ハバナ港に到着した。
同艦は、キューバのロドリゴ・マルミエルカ・ディアス外国貿易・外国投資大臣に迎えられた。
ベラクルース市での今週月曜日午前の記者会見のなかで、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、メキシコやその他の世界の国々の国民とのキューバ政府の連帯の証のお返しに、上記の人道的積み荷の送付を発表した。
食料・医薬品・酸素を含む今回の寄贈は、新型コロナウイルスのパンデミックと米国による経済・商業・金融封鎖の激化に直面しているキューバを助けるものとなる。
キューバTV(2021年7月30日)
Primer buque con donativos de México llegó al puerto de La Habana
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/265624-primer-buque-con-donativos-de-mexico-llego-al-puerto-de-la-habana
2021年07月27日
メキシコ キューバへの援助物資船 第二便が出発
Radio Habana Cuba、2021年7月27日、PL
メキシコの多目的艦船リベルタドール号BAL02がきょう火曜日(7月27日)、キューバへの援助物資を積んでベラクルース号を出航した。これはメキシコを出発する二番目の援助船であり、明日は3船目となる水陸両用軍艦パパロアパン号A41が旅立つ。
フィデル・カストロ(1926-2016)率いるキューバ革命の起点となったモンカダおよびカルロス・マヌエル・セスペデス兵営襲撃68周年記念日となる昨日7月26日には、ホセ・マリア・モレロスU号が、キューバの病院にエネルギーを補給するために10万バレルのディーゼルを積んで出発した。
きょう火曜日の船は、緊急に衛生対応するための注射器、酸素ボンベ、マスクなどの医療物資や、粉ミルク、豆、小麦粉、ツナ缶、食用油などの物資を運んでおり、明日の便も同じような荷物を運ぶ予定である。
メキシコ外務省の声明によると、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の臨時議長でもあるメキシコ政府は、所属メンバーの国々とともに、地域の国々を支える発展のためのさまざまな国際協力活動を発展させてきた。
「メキシコとキューバ両政府による発展のための基本協力協定の枠組みにおいて、新型コロナによって生じた影響を軽減するのを助ける目的で、キューバ国民を支援する人道的国際協力援助の行動を実施する」、と声明は述べている。
メキシコのメディア「ミレニオ」(2021年7月27日)
México: Partió de Veracruz segundo barco con ayuda a Cuba (+Fotos)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/265247-mexico-partio-de-veracruz-segundo-barco-con-ayuda-a-cuba-fotos
2021年01月13日
メキシコ 1月12日の新型コロナウイルス死者1314人 過去最多を記録
Radio Rebelde、2021年1月13日
メキシコの保健当局は今週火曜日(1月12日)、直近24時間のあいだの新型コロナウイルスによる死者が1314人にのぼり、同感染症による1日の死者数が過去最多を記録した、と発表した。
ウゴ・ロペス-ガテル保健副大臣は記者会見で、メキシコは今週火曜日に累計の新型コロナウイルス感染者が155万6028人に達した、つまり、前日と比べて1万4395人増えた、と述べた。
副大臣は、同日判明した1314人の死者を加えて、新型コロナウイルスによる累計死者数は、13万5682人に達した、と述べた。また同日までに116万8354人が回復した、と説明した。
今週火曜日(1月12日)、メキシコは、医薬品会社ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンを40万人分受け取った。現在コロナウイルスとの戦いの最前線にいる医療従事者に焦点をあてた大量の予防接種を開始する予定である。
「これで新型コロナウイルスの患者と対面する医療従事者のワクチン接種が可能となる。明日からすべての連邦機関に配布していき、新たな範囲に広げていく」、とホルヘ・アルコセール保健相は述べた。
メキシコ保健省記者会見(2021年1月12日)
México registra nuevo récord de muertes diarias por la Covid-19
https://www.radiorebelde.cu/noticia/mexico-registra-nuevo-record-de-muertes-diarias-por-la-covid-19-20210113/
2021年01月08日
メキシコのロペス・オブラドール大統領 キューバの医療援助に感謝を表明
メキシコのロペス・オブラドール大統領
Cubadebate、2021年1月7日、PL
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が、新型コロナウイルスのパンデミックに立ち向かうためにおよそ500人の医師や看護師を派遣してくれたことに対して、キューバ政府に感謝を表明した。
国立宮殿での朝の記者会見においてロペス・オブラドール大統領は、「キューバの医師と看護師はメキシコが提案した命を救うという目標を援助しており、われわれには保健専門家が必要であるが、そのためにわれわれはメキシコには不足しているその職種のための奨学金の数を拡大している」、と述べた。
大統領は、「キューバの500人の医師の一部は軍病院におり、そこではその目的のための空間が拡大され、われわれは海軍や軍隊の力も借りて、メキシコ市の状況に対応している」、と明らかにした。
専門医師の収入は増えていき、海外で学び専門家として育成されるための支援と奨学金が提供される、と大統領は語った。
専門職の奨学金を受ける医師の数はおよそ3万人になる、保健のプロフェッショナルの育成に伴ってなされてきたことは不道徳であり、これを二度と繰り返してはならないと考えている、と大統領は説明した。
十分な資源が与えられなかった保健分野の民営化が生み出したことを大統領は非難した。
大統領は、メキシコでの医師不足の例として、新たな社会保険庁病院のケースをあげた。300床以上を持ち、あらゆる設備が整っているが、医師も専門家も不足している。「これはつまり、われわれには設備があり、近代的な病院があり、しかしスタッフがいないということだ」。
大統領は、毎日そこで働きたいという人びとが召集されているが、しかし300床のうち120床だけが機能できるようになっただけであり、一般医師や専門医師は不足している、と明らかにした。
Presidente mexicano López Obrador agradece a Cuba por envío de médicos para enfrentar la pandemia
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/08/presidente-mexicano-lopez-obrador-agradece-a-cuba-por-envio-de-medicos-para-enfrentar-la-pandemia/
2019年09月28日
メキシコ人歌手「歌の王子」ホセ・ホセ死去 71歳
ホセ・ホセ
Cubadebate、2019年9月28日
メキシコの歌手でエンターテイメント界ではホセ・ホセとして知られるホセ・ロームロ・ソーサ・オルティスが9月28日に死去した。71歳だった。
報道によると、「歌の王子」ホセ・ホセは、膵臓がんのため、米フロリダ州ホームステッド市の病院で亡くなった。
ホセ・ホセは1970年のOTIフェスティバルでロベルト・カントラル作の「エル・トリステ」の歌唱によって世界的名声を得た。
その後、この若く才能ある歌手は、「ガビラン・オ・パロマ」、「ロ・パサード」、「アマール・イ・ケレール」、「ブエノス・ディアス・アモール」といったヒット曲でその人気を伸ばしていった。
2億5千万枚以上のレコード売り上げを誇るこのアーティストの映像と音楽は、メキシコや米国だけでなく、ヨーロッパやアジアでもファンを獲得した。
この才能あふれる歌手の声は、2000年に不調となった。アルコール依存症とコルチゾール注射がその声帯を損傷し、その年に糖尿病と肺気腫と診断された。
数年前には細菌感染が原因でライム病となり、それによって重度の左半身麻痺となり、歌うことができなくなった。
今年6月にホセ・ホセはファンに対して、「前進するためのセラピー」を続けていることを知らせていた。
ホセ・ホセ「エル・トリステ」(1970年、OTIフェスティバル)
ホセ・ホセ ベスト
Fallece el músico mexicano José José a los 71 años
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/09/28/fallece-el-musico-mexicano-jose-jose-a-los-71-anos/#.XZBrQUYzbIU