2017年09月25日
フレデリク・セペダ インタビュー ふたたびキューバ代表を目指す
Radio Cadena Agramonte、2017年9月25日、Gladys D. Morera Cordero記者
サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダは、国内はもとより、海外でも、キューバ野球の偉大な選手の一人として知られている。
第57期キューバ野球リーグでのカマグエイとの2連戦が終わった時点で、セペダは、打率.489を記録し、個人打撃部門で首位に立っている。
「結果にはとても満足しているが、リーディングヒッターになることは考えていない。トレーニングやプレーを通じて、少しずつ事がうまく運んでいるだけだ。いいスタートを切れているが、リーグはまだ始まったばかりで、この先の道のりは長い。」
近年被ってきたケガについてセペダは、「つねにひじょうに困難な状態だ。負傷して、数回の手術を経てきた。若いときにはこんなことになるとは思いもよらないだろうが、これが人生というものだ。大事なことは克服し、前進するために戦うことだ。私の場合はスポーツ選手だから、可能なかぎりしっかり回復し、健康な状態を保たなければならない。」
WBCに四回出場しているスイッチヒッターのセペダは、同大会や、その他の国際大会に再度出場する可能性に言及した。
「ひじょうに体調がよい。第五回WBCについては、まだ道のりが長い。2020年の五輪と同じ4年先だ。だが、私は戦い続けるし、今のところ、私個人のパフォーマンスにとっては今シーズンが重要だ。重要なことは万全な体調でいることだが、キューバ代表として国際大会に出たいと思う。第三回に出たときも私は同じことを言っていた。道のりは長かったが、よい成績をあげ、第四回にも出場した。期待した結果は残せなかったが。」
- フレデリク・セペダは引退について考えますか?
「いまのところ考えていない。いつかはやってくるだろうが、気力と力が許す限り、プレーし続ける。」
セペダが達成したのはこのほか、五輪王者、世界大会複数回王者であり、第一回WBC決勝に出場したチームのメンバーでもある。彼の奉仕と忍耐力は、われわれが野球選手に期待する見本のようなものである。
「ここキューバで達成してきた自分のキャリアについては、ひじょうに誇りに感じているし、満足している。日本でプレーする機会も得たが、私の人生はここ母国キューバでのものだった。すべての子どもたちがそうであるように、私は野球選手になりたかった。いい成績をあげて、キンデランやパチェコ、リナーレスのようになりたかった...」
「そして私はキューバ代表チームで彼らと知り合える機会を得た。そのとき代表チームの同志であった彼らは、いまはコーチだ。時が過ぎ、自分がどういう存在になったかはなかなか気づかないものだ。自分がやってきたことは積み上げられていく。人びとの愛情を得る。多くの人に知られ、ある人たちからは批判され、別の人たちからは喝采される。しかしいずれにしても、人びとの話題の中に常にいるんだ。」
「キューバ国民にとても感謝している。いつも私のキャリアを間近でフォローしてくれ、私は国のなかでしっかり守られている気がしている。そのことによって私は、野球界にいて、プレーし続ける意欲を与えてもらっている」
キューバ野球リーグ19年目の37歳、フレデリク・セペダは、次の挑戦に向けての、ふさわしいレベルと、力と、履歴を手にしている。
Frederich Cepeda: El cariño del pueblo cubano me inspira para seguir jugando
http://www.cadenagramonte.cu/articulos/ver/73600:frederich-cepeda-el-carino-del-pueblo-cubano-me-inspira-para-seguir-jugando-audio
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