2017年07月26日
キューバ野球の五輪初制覇から25年 バルセロナ五輪決勝1992年7月26日
キューバ野球代表チーム、1992年バルセロナ五輪制覇
Vanguardia、2017年7月26日、Osvaldo Rojas Garay記者
キューバ野球代表チームは25年前、ドミニカ共和国を破り、五輪初制覇を果たした。ビクトル・メサが本塁打を放った。
1986年10月13日、長らく念願だった夢が現実化した。1992年のバルセロナ五輪から野球が五輪競技になることが決まったのだ。第91回国際五輪委員会(IOC)総会の2日目に決議された。
そして25年前の1992年7月26日、ホルヘ・フエンテス率いるキューバ代表は、好調な打撃によって、ドミニカ共和国を8対0で破り、五輪初制覇を成し遂げた。奇しくもこの日はキューバ革命記念日という重要な日であった。
キューバチームは4回の4得点で勝利を確実にした。アントニオ・パチェコとオマール・リナーレスが適時打、オレステス・キンデランが二塁打と、ビクトル・メサの本塁打によって、この世界レベルの大会の初制覇をものにした。
この4回のリードでオルギンの右腕オスバルド・フェルナンデス・ロドリゲスはキューバチームの初制覇を確実としたが、キューバ打撃陣は6回に2点、8回にさらに2点を追加した。
この日、キューバチームは、先発フエンテス、指名打者ラサロ・バルガス、二塁アントニオ・パチェコ、三塁オマール・リナーレス、左翼オレステス・キンデラン、一塁ロウルデス・グリエル、中堅ビクトル・メサ、右翼エルミデリオ・ウルティア、捕手アルベルト・エルナンデス、遊撃手ヘルマン・メサ、という布陣でこの歴史的試合を迎えた。試合途中でホセ・エントラーダを中堅手に起用した。
ビクトル・メサとウルティアがともに4打数3安打、アルベルト・エルナンデスは3打数2安打、リナーレスは4打数2安打で、チーム打撃陣を牽引した。ヘルマン・メサはチーム唯一安打を打たなかった。
スコア:
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 C H E
ドミニカ共和国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
キューバ 0 0 0 4 0 2 2 0 - 8 14 0
勝利投手 オスバルド・フェルナンデス・ロドリゲス(1勝0敗)
敗戦投手 フェリクス・マヌエル・ノーバ(0勝1敗)
本塁打 ビクトル・メサ
ビクトル・メサ、バルセロナ五輪キューバ打撃陣のリーダー
La primera victoria olímpica del béisbol cubano
http://www.vanguardia.cu/deporte/9488-la-primera-victoria-olimpica-del-beisbol-cubano
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