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2017年05月31日

ウルティモス・ディアス・エン・ラ・アバナ 本日、国内初上映

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左から、パトリシオ・ウッド、ホルヘ・マルティネス、クリスティアン・ヘスス、ガブリエラ・ラモス

Radio Habana Cuba、2017年5月31日、Julio Pérez記者

フェルナンド・ペレス監督のキューバ映画「ウルティモス・ディアス・エン・ラ・アバナ」がきょう(5月31日)、ハバナのシネ・チャップリンで上映される。

この映画は、ハバナの中心部で今、二人の男、二人の友人が、生き延びて夢を達成するために格闘している、というストーリーである。

ミゲル(45歳)は米国に亡命することを夢見ており、査証が届くのを待ちながら、個人レストランの皿洗いとして働いている。一方、ディエゴ(同じく45歳)はエイズのため寝たきりで動けない状態のまま、生きることを望んでいる。

キューバの映画監督フェルナンド・ペレスの最新作である「ウルティモス・ディアス・エン・ラ・アバナ」は、人間ドラマとして成り立っており、そこで語られている現実は、多くのキューバ人にとって似ているところもあれば反対のところもあり、さまざまな異なる解釈をもたらす。

上映時間92分のこの長編映画は、ディエゴ役にホルヘ・マルティネス、ミゲル役にパトリシオ・ウッドを配しているが、一方で、若手のガブリエラ・ラモス(ユシスレイディ役)とクリスティアン・ヘスス(P4役)の登場場面もある。彼らは、すぐれたプロのキャストの一部として、映画作品に出演する機会を持てたことは光栄だと吐露し、製作スタッフの無私の支援を賞賛し、機会を与えてくれたフェルナンド・ペレス監督に感謝を示した。

アマチュアとして演技トレーニングをしてきた二人は、撮影中の逸話を語った。クリスティアンは、自身初のヌード場面を撮影しなければならなかったとき感じた緊張を告白した。一方、ガブリエラは、母親から殴られ血まみれになるという場面の重さと、血を見たときに感じるひどい恐怖を明らかにした。

失うであろう誰かを愛するという二重の内面性が、この映画には反映されており、それは、不安定さと劇的要素を結びつけるすぐれた映像作業を駆使することによって実現している。パトリシオ・ウッドによると、それがこの映画のすぐれた点のひとつである。

ホルヘ・マルティネスは、複雑なひとりの人間の内面に入り込み、その限られた動きは、ディエゴのトレードマークである胴体でその感情を表現することを強いられた。

「ウルティモス・ディアス・エン・ラ・アバナ」は今週水曜日にシネ・チャールズ・チャップリンで国内封切の上映をおこなう。「キューバの観客がいかに反応するか、感情移入するかどうか、議論するか、知ることができるときがきた。それがわれわれの興味あるところだ」、とフェルナンド・ペレスは述べた。

脚本はフェルナンド・ペレスとアベル・ロドリゲス、映像はラウル・ペレス、編集はロドルフォ・ボラス。マラガ映画祭では観客賞やイベロアメリカ最優秀作品賞など三冠に輝き、評価を確かなものにした。



Hoy se entrena filme cubano Últimos días en La Habana, del realizador Fernando Pérez
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/131224-hoy-se-entrena-filme-cubano-ultimos-dias-en-la-habana-del-realizador-fernando-perez



posted by vivacuba at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba
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