2017年05月16日
ラサロ・ブランコ カナダでトレーニング開始
La Demajagua、2017年5月16日、Yasel Toledo Garnache記者
昨季キューバリーグの最優秀投手であり、グランマでリーグ制覇を果たしたラサロ・ブランコ・マトスは、カナディアン・アメリカン・リーグ(カンナム・リーグ)に参加するためケベック・キャピタルズと練習を開始する。
前回のカリビアン・シリーズやWBCにも出場した同投手の夫人であるラチェル・ラミーレス・マルティネスはきょう(5月16日)キューバニュース通信社(ACN)に対し、ブランコ・マトスは非常にやる気十分であり、すばらしいシーズンを送れるようトレーニングでがんばっている、と述べた。
夫人によると、同投手はしばしば電話で連絡してきており、現地の寒さについて少し不満を言っているものの、キャピタルズの練習システムには非常にうまく適応している、とのこと。チームは今月18日から始まるシーズンの王座を目指している。
また夫人によると、2015年トロントでのパンアメリカン・ゲーム銅メダリストであり、2016年グランマ地区団体スポーツ競技最優秀選手に選ばれたブランコ・マトスは、昨季も同チームでプレーした経験のあるヨルダン・マンドゥレイとユリスベル・グラシアルがいてくれるおかげで精神的にも非常にいい状態である。
夫人によればブランコは、集中力があり、とてもおとなしい男であり、バチャータ音楽のファンで、7歳の息子エドガル・ルイスと過ごすのが好きである。息子も野球を練習していて、捕手を目指しているという。
昨季は、夫妻にとって夢が現実になった一年であった。ブランコは、プレーオフ3勝を含むシーズン17勝をマークするすばらしい成績を残した。
カナダに移動する数日前に、ヤラ市出身のブランコはACNの取材に対し、キャピタルズの勝利に貢献する意欲などを語った。昨季の同チームにはグランマのロエル・サントスも所属していた。
2004年にキューバリーグでデビューしたブランコ・マトスは昨季、最優秀選手に選ばれ、勝利数、防御率、完封数でリーグトップに立った。
カンナム・リーグでプレーする選手はほかに、アルテミサのミゲル・ラエラ、カマグエイのアレクサンデル・アヤラ、グアンタナモのフリオ・パブロ・マルティネスがいる。
海外チームと契約しているグランマの選手はブランコのほかにアルフレド・デスパイネ・ロドリゲスがいる。現在日本のプロ野球リーグのソフトバンク・ホークスでプレーしている。
これら海外組には、昨季のカンナム・リーグや、カリビアン・シリーズ、WBCで活躍したロエル・サントスも加わる可能性がある。現在サントスは、キャピタルズと、日本の千葉ロッテ・マリーンズの両方から関心をもたれており、後者が第一優先である。
Lázaro Blanco entrena con los Capitales de Quebec en Canadá
http://lademajagua.cu/lazaro-blanco-entrena-con-los-capitales-de-quebec-en-canada/
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