2017年04月05日
革命キューバの書籍出版数 1兆冊を超える
ブックフェアは家族全員が楽しめるように考えられた空間である
Juventud Rebelde、2017年4月5日、Aracelys Bedevia記者
キューバ革命勝利以降、キューバでは、さまざまに異なるテーマの、およそ1兆1億7百万冊に及ぶ書籍が出版されている。キューバ書籍協会(ICL)のフアン・ロドリゲス・カブレーラ会長が今週火曜日に発表した。
会長は記者会見において、一冊平均の価格は10人民ペソであり、特に今年の第26回ブックフェアは、前年同時期に比べ、18万2446冊多く販売していると述べた。
今年のブックフェアはここまで、前年に比べ14万3669人多く来場しており、ハバナのカバーニャ要塞で売られた本はすべて他の各州でも販売された、と会長は語った。
今年は参加国数の記録が破られ、二つの称讃すべき例をあげれば、ビジャ・クララとオルギンでは、前年と比較して、組織面、書籍の準備、参加のキャパシティーにおいて、非常にすぐれた結果を生み出した、とロドリゲス・カブレーラ会長は述べた。
La Isla del billón de libros
http://www.juventudrebelde.cu/cuba/2017-04-05/la-isla-del-billon-de-libros/
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キューバは1959年の革命勝利以降、1107兆冊の書籍を出版しており、一冊平均の値段は10人民ペソ(0.5ドル)である。
(*ブログ子注:1107兆冊というのは明らかな記載ミス。上記Juventud Reberlde記事の通り1兆1億7百万冊が正しい。)
キューバ書籍協会のフアン・ロドリゲス会長は、出版がさまざまな異なるテーマをカバーしていることを強調し、今年のキューバでのもっとも重要な文化的出来事としてブックフェアの成功に言及した。
4月16日にサンティアゴ・デ・クーバで終了する今年のブックフェアについて、ロドリゲス会長は、100万冊近く販売した前年の同時期と比較して、18万2446冊多く販売していると明言した。
1959年3月、発足したばかりの革命政府は、キューバ国立印刷所を創設し、1961年には識字教育運動のためのテキストを出版した。その1冊目はグスタボ・ドレーとパブロ・ピカソのイラストによるドン・キホーテであった。
キューバは大衆に文化を届けるよう努めた。国民は、当時の最高峰の知識人たちによって練られたすぐれた書籍をお手ごろな価格で入手した。それらの知識人のなかには、国立印刷所の初代所長であった小説家のアレホ・カルペンティエールがいる。
(EFEの情報による)
(*ブログ子注:EFE記事は上記Juventud Rebelde記事を引用しており、Juventud Rebelde記事が元記事である。)
Durante la Revolución, Cuba ha publicado más de un billón de libros
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/04/05/durante-la-revolucion-cuba-ha-publicado-mas-de-1-billon-de-libros/#.WOcRYtLhDIU
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