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2017年03月15日

カジェ13のレシデンテ 米国の人種差別を批判 プエルト・リコの独立を主張

Calle-13-Residente.jpg

プエルト・リコのラップ歌手レネ・ペレス・ホグラル(通称レシデンテ)は、米国の大統領ドナルド・トランプを「愚か者」とみなし、この共和党の政治家によって支配されている国が世界で「最も人種差別のひどい国
」のひとつであることを嘆いた。

「トランプが手助けしているのは差別主義者と同一化することだ。それは、米国をもう一度偉大にするというキャンペーンのスローガンに見ることができる。」、とレシデンテは断言し、「人種差別はこれまでつねに米国のなかに存在した、だからすべての責任をこの不動産王に負わせることはできない。」、と付け加えた。

また、民主党員バラク・オバマの大統領時代には、「万事うまくいっている」と社会は考えていたが、しかし「実際には同じ国だ」、と切り捨てた。

一方、カジェ13の創始者でありシンガーのレシデンテは、現在プエルト・リコが植民地であり続け、かつ独自の大統領に投票さえできないことは馬鹿げている、と考えている。

プエルト・リコは独立することによって、米国の最終判断なしに、自分たちの資源を管理することができる、と主張した。

レシデンテは、米国のテキサス・オースティンでのフェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト」(SXSW) に出演し、「レシデンテ」と題した初のドキュメンタリー監督作品のお披露目をした。これは四大陸へのツアーの様子を撮ったもので、そこで彼は、DNA検査によって自身のルーツを知ったあと、音楽を通じてその先祖とつながっている。

撮影に二年間費やしたこのドキュメンタリーで、その主演であり監督であるレシデンテは、シベリア、カウカソ、中国、西アフリカ、スペイン、英国、プエルト・リコの各地域に向かい、その先祖の足跡をたどる世界的冒険の旅に出る。



*元記事
Telesur、2017年3月14日
Cantante de Calle 13: Trump sacó a relucir el racismo en EE.UU.
http://www.telesurtv.net/news/Cantante-de-Calle-13-Trump-saco-a-relucir-el-racismo-en-EE.UU.-20170314-0033.html

Residente de Calle 13: Trump sacó a relucir el racismo en EEUU
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/15/residente-de-calle-13-trump-saco-a-relucir-el-racismo-en-eeuu/#.WM4ZLdLhDIU



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