2017年03月15日
女性国会議員率でキューバは3位、ボリビア2位 国連発表
国会議員の女性が占める割合において、キューバとボリビアはそれぞれ2位と3位につけている。国連ウィメンと列国議会同盟(IPU)がきょう発表した政治参加世界地図で明らかになった。
ボリビアは130議席中69議席が女性で53.1%、キューバは612議席中299議席が女性で48.9%であった。トップはルアンダで、80議席中49議席が女性で61.3%だった。
女性議員率が40%を超えている国はこのほか、ニカラグアが45.7%で第五位、メキシコが42.6%で第八位、エクアドル41.6%で第十位だった。
女性議員総数では、中国が699人でトップ(総議員数2949人、女性議員率23.7%)、次いでキューバ299人、ドイツ233人、エチオピア212人、となっている。
UN Womenのプムズィレ・ムランボ・ヌクカ(Phumzile Mlambo-Ngcuka)事務局長と、UIPのマーティン・チュンゴン(Martin Chungong)事務総長によって発表されたこの地図によると、女性議員ゼロの国が4か国ある(ミクロネシア、カタール、バヌアツ、イエメン)。
地域別では北欧が41.7%ともっとも女性議員率が高く、次いで米州28.1%、ヨーロッパ26.3%、アラブ諸国18%、太平洋諸国17.4%、の順となっている。
この2017年の地図はまた、高い政治の地位における女性たちの状況も反映している。
国家元首や大統領・首相の座にいる女性はたった17人だけで、一方、主要な閣僚の地位にいるのは1237人いる。
今回の発表は、今週月曜日から始まった第61回国連女性の地位委員会でおこなわれた。
Bolivia y Cuba sobresalen por presencia de la mujer en el Parlamento
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/15/bolivia-y-cuba-sobresalen-por-presencia-de-la-mujer-en-el-parlamento/#.WMos4NLhDIU
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