2017年01月21日
ノエルビス・エンテンサ インタビュー エンテンサはWBCを目指す
JIT、2017年1月21日、
エンテンサはWBCを目指す
すでに今季最高の補強選手のひとりとして評価を高めている右腕投手ノエルビス・エンテンサ(Noelvis Entenza)は、3月の第四回WBCのキューバ代表チームに参加する道を、熱意を持って切り拓く。
「グランマとともに勝ちたい。そのためには次回の自分の登板では7イニングくらいはしっかり投げなければならない」、と本紙に語った。
「そのあと、われわれの心身および技術の状態を確認するために日々チェックしている人たちが望む形になる。WBCの代表チームに加われるかどうかはその人たちの判断にかかっている。私ができることは、可能な限りよいよい仕事をすることだ。」、と述べた。
彼と、ラサロ・ブランコ(Lázaro Blanco)、ヨアルキス・クルース(Yoalkis Cruz)、ミゲル・ラエラ(Miguel Lahera)は、王者シエゴ・デ・アビラを相手に2勝0敗と有利に立ったプレーオフの制覇に向けて、カルロス・マルティ監督の信頼を勝ち得ている投手たちである。
「シエゴから王座を奪うことが簡単だとは誰も考えない。私たちは確かに彼らを抑えてきているが、彼らはとてもすごい打者ばかりだ。」、と語った。
エンテンサは、ビジターでのグランマ直近の試合で、7回を無失点に抑えたことにより、シエラ・マエストラ・ホテルに着いた際には当地の英雄として迎えられた。
「相手チームには、ラウル・ゴンサーレスやヨエルビス・フィスといった、今回は打てていないが、いつもはその能力がある選手たちがいる。なので、彼らと対戦するときは特に注意している。」、と話した。
時速92マイルを投げるシエンフエゴスのパルミーラ出身のこの投手は、夢のような一年を実現した。
シエンフエゴスに入団以来最良の年だった。その年リーグを制覇したラモン・モレー率いるビジャ・クララと対戦し、ベネズエラのマルガリータ島で開催されたカリビアン・シリーズにも出場した。
「そのころの投球は時速99マイルまで出るようになっていた。すばらしいチームだったが、結果がついてこなかった。このことはプレッシャーがかかるプレーオフで投げるためのすごい経験を私に与えてくれた。」、と回想した。
エンテンサは、最近のカナダ・リーグでのシーズンが、自身を投手として完成させた、と考えている。
「マウンドでのふるまいを私に教えてくれた。無駄な動きをはぶいて、打者や試合全体により集中できるようになった。すべての分野においてアスリートとして成長した。多くのことを要求されるトーナメントだ。」、と説明した。
ここ最近のパフォーマンスは、シエンフエゴスのイダイ・アブレウ(Iday Abreu)監督に多くを負っている。
「そのときから彼は私の投手コーチだ。彼がどこにいるかは関係ない。調整計画を私につくらせるんだ。」、と語った。
投手に関して権威あるスポークスマンであるホセ・マヌエル・コルティーナ(José Manuel Cortina)にとって、現在はグランマのユニフォームを着ているこのインドゥストリアレスの投手は、現在のキューバ野球界でもっとも恵まれた腕を持っている。
「マウンド上では力強く、よく訓練されており、聴く耳を持った生徒である。とても成熟している。」、と評価した。
コルティーナは、国内リーグの決勝戦を評価する集団を組織するが、同時に、トレーナーとしての自身の経験を伝える場としても利用する。
「国内外のあらゆる大会に向けてチームを形成するなら、私の投手たちのうちの一人だろう。」、とピナール・デル・リオの著名な投手学校の権威者は語った。
Entenza sueña con el Clásico Mundial
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=39955
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