2024年03月25日
キューバ 学生運動指導者フリオ・アントニオ・メジャ生誕121年
フリオ・アントニオ・メジャ
Radio Habana Cuba、2024年3月25日、Prensa Latina
キューバはきょう(3月25日)、20世紀前半の革命過程における象徴的人物のひとりで、生誕121年を迎える学生指導者フリオ・アントニオ・メジャの遺産を想起している。
ハバナに生まれたメジャは、短い生涯のなかで、政治的活動を展開し、国際的指導者となった。
1923年に第一回全国学生大会を組織・指導し、労働者に政治的・学問的教育をおこなうことを目的としたホセ・マルティ人民大学を開設した。
1922年12月20日に創設された大学学生連盟は、国防のための彼のもうひとつの空間であり、そこから大学改革のための学生団体を組織することに貢献する一方、労働者運動とも力をあわせヘラルド・マチャド独裁(1925-1933)と戦った。
思想の先鋭化と共産主義思想との合致により彼は、1925年8月16日にキューバ初の共産党を創設したグループに加わり、死ぬまでその一員であった。
その行動と叛乱により、大学を追放され、当局によって逮捕され(刑務所ではハンガーストライキを宣言)、亡命を余儀なくされ、そこから国際運動に結びついた。
1929年1月10日にメキシコシティで銃弾2発を浴びたあとに残した最後の言葉は、当時のキューバ新植民地独裁者ヘラルド・マチャドに言及した「マチャドが私の殺害を命じた。革命のために私は死ぬ」であった。
革命の歴史的指導者フィデル・カストロは、メジャを「短い生涯でもっとも多くのことを為したキューバ人」と形容した。
キューバTV(2024年3月25日昼のニュース)
キューバTV(2024年3月25日夜のニュース)
Evocan en Cuba ideas de líder estudiantil Julio Antonio Mella
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/350485-evocan-en-cuba-ideas-de-lider-estudiantil-julio-antonio-mella
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