Radio Habana Cuba、2022年11月3日
キューバはきょう木曜日（11月3日）、国際連合総会（UNGA)での決議が、賛成185票、反対2票（米国、イスラエル）、棄権2票（ブラジル、ウクライナ）という圧倒的な支持を得て承認され、米国による経済封鎖に対する闘いにおいて新たな勝利を祝った。
30回目となる今回の議案によると、2021年8月から2022年2月の間だけで、この一方的な政策はキューバに対して38億650万ドルの損失を生じさせた。この数字は、2021年の1月から7月までに報告された値より49%増であり、わずか7か月間の記録である。
60年間の経済封鎖で蓄積された損害は、現在の価格に換算すると1504億1080万ドルに上り、キューバの国内経済や国民の生活レベルにおける損害に加え、医療や教育などの分野における大きな負担が生じている。
米バイデン政権の発足からわずか14か月において、この経済封鎖によって生じた損害は、63億6400万ドルに上り、これは1か月で4億5400万ドル、1日で1500万ドル以上の被害に相当する、と今回の議案文書は述べている。
この経済封鎖の治外法権的影響は、国連加盟各国の主権を損ない、米国企業を制裁し、キューバに停泊した第三国の船舶が米国の港湾に停泊することを妨げている。また米国製部品が10%以上含まれている場合にはいかなる国での生産品もキューバへの輸入が妨げられる、とキューバ外相は告発した。
キューバTV（2022年11月3日）
テレスール 投票時の様子（2022年11月3日）
Abrumadora victoria de Cuba en la ONU: 185 países votaron contra el bloqueo
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/303853-abrumadora-victoria-de-cuba-en-la-onu-185-paises-votaron-contra-el-bloqueo
