2022年10月05日
海外の航空会社 キューバへの運航便を増加
ハバナのホセ・マルティ国際空港
Radio Habana Cuba、2022年10月5日、PL
キューバでは現在、海外の航空会社45社が定期便およびチャーター便を運航しており、この数は昨年11月15日に航空便運航を再開して以降継続して増えている、と航空当局がプレンサ・ラティーナの取材に語った。
ECASA(キューバ空港サービス会社)のオペレーション局長ホセ・ラモン・エルナンデスは、これらの航空会社は国内全土で週に400近い運航を実施する、と説明した。
エルナンデス局長はまた、キューバへの旅行者を発信する最大の市場は米国であり、これにカナダ、ラテンアメリカ・カリブ諸国、ヨーロッパ諸国が続く、と述べた。
キューバの首都ハバナへの定期便を最も運航している航空会社には、米国のアメリカン航空、サウスウエスト航空、エアフランス、イベリア航空などがあり、ハバナ以外の地域へはカナダの航空会社が少しずつ成長し便数を増やしている。
エルナンデス局長は、これらの状況は、コロナ禍のおよそ2年間における空港での活動停止と海外観光客受け入れ休止の間に実行したメンテナンスと修復作業によって可能となった、と強調した。
エルナンデス局長はまた、塗装作業、空調装置やX線装置・照明、より多くのフライトを可能にするキャパシティーの再調整、荷物マット、航空機を整備するための特別装置などの技術的メンテナンス作業が実施されたと述べた。
より重要な作業として、一部の空港の滑走路の再調整や、カヨ・ラルゴ・デル・スールおよびハバナのホセ・マルティ国際空港の空港エリアの設備修繕があり、これらの作業はバラデロまで広げられており、サンティアゴ・デ・クーバやシエゴ・デ・アビラ県のカヨ・ココの空港で開始される予定である。
きたる冬季シーズンにおいては、コロナ禍以前の記録と比較して、より多くの会社による発着便や運航の頻度が15〜20%程度増えることが期待されている。
ECASA幹部エルナンデス局長は、米国のユナイテッド航空や、アエロメヒコ、ドミニカ共和国のスカイハイ航空が参入する予定であると述べた。スカイハイ航空はハバナおよびサンティアゴ・デ・クーバ行きの定期便を運航する。またすでに運航しているその他の航空会社は最大需要の時期に週の運航数を増やす予定である。
エア・セルビアとアルジェリア航空もキューバへの運航開始の意思を持ってキューバ航空当局とコンタクトを取っており、またウエストジェットの子会社であるカナダの航空会社スウープは新たなルート、便数、サービスによって、キューバ行きの冬季スケジュールを拡大する予定である。
Aerolíneas extranjeras incrementan vuelos y frecuencias a Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/301002-aerolineas-extranjeras-incrementan-vuelos-y-frecuencias-a-cuba
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