アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス死去
Radio Habana Cuba、2022年6月24日、PL
キューバ演劇評議会はきょう金曜日（6月24日）、傑出した俳優・監督・演劇教授のアレクシス・ディアス・デ・ビジェガスのハバナでの死去について発表した。
同評議会によると、1966年生まれのこの芸術家は、その世代最高の才能をもった一人であり、映画やテレビでの活躍でキューバの批評家や大衆に知られた存在だった。
同評議会のフェイスブックページに投稿された声明は、ディアス・デ・ビジェガスが34年前に公開されたビクトル・バレーラの作品「ラ・クアルタ・パレ」にオリジナルキャストとして参加し、専門家によると、その演技はキューバの芸術界を震撼させた、と想起している。
同声明はまた、1990年代半ばまで「オペラ・シエガ」「セギスムンド・エキス・マルケス」「エル・アルカ」といった作品で、バレーラおよびオブスタクロ劇場との協働をキューバ内外でおこなったことを評価した。
また、ビルヒリオ・ピニェイラ作「エル・トラク」の舞台に出演、1988年にはカルロス・セルドランが創設したアルゴス劇場に加入し、「エル・アルマ・デ・セ・チュアン」「ラ・セニョリータ・フリア」「ストックマン：ウン・エネミーゴ・デル・プエブロ」「ビダ・イ・ムエルテ・デ・ピエル・パオロ・パゾリーニ」に出演した。
今世紀初頭にはカルロス・ディアス率いるエル・プブリコ劇場に移り、2001年から「ラ・ガビオタ」「ラ・セレスティーナ」「フェドラ」「カリグラ」「エル・オートロ・クアルト」などの作品に出演し、一方映画界では「エントレ・シクロネス」「カンガンバ（邦題：レッド･ゾーン-熱砂の激戦-）」「エル・クエルノ・デ・ラ・アブンダンシア」「フアン・デ・ロス・ムエルトス（邦題：ゾンビ革命）」といった作品に出演した。
キューバTV（2022年6月24日）
映画「ゾンビ革命」
映画「レッド・ゾーン」
Fallece en La Habana actor y director Alexis Díaz de Villegas
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/291623-fallece-en-la-habana-actor-y-director-alexis-diaz-de-villegas
