2022年03月29日
サンクティ・スピリトゥス単独首位を維持 セペダ4打数4安打 キューバ野球リーグ
フレデリク・セペダ
JIT、2022年3月29日
サンクティ・スピリトゥスがきょう(3月29日)、ビジャ・クララを12対4で破り、単独首位に立ち、第61期キューバ野球リーグでの主役的役割を維持した。
エリエル・サンチェス監督率いる同チームは5連勝で直近10試合での9勝目をあげ、一層の盛り上がりを見せ、首位争いに直結するもう一つの試合でカマグエイがマヤベケに4対16で敗れたことを利用した。
2004年アテネ五輪王者の元捕手であるサンチェス率いるチームは、アウグスト・セサル・サンディーノ球場でのビジターとしての戦いだったが、ロドレイシ・モレーノ三塁手(5打数2安打、1打点、1得点、1二塁打)とフレデリク・セペダ外野手の各二塁打を含む、18安打の猛攻を放った。
41歳という年齢を感じさせないベテランのセペダは美酒のような輝きを見せ、地元の観客の前で抑えることができなかったビジャ・クララの投手陣から4打数4安打、2打点、1得点、上記の二塁打という、完璧な結果を残した。
しかし、勝者チームでは、5回2/3を投げ6安打4失点(3自責点)に抑えた先発ホセ・エドゥアルド・サントス(6勝1敗)の好投も大きな貢献を果たし、ヤニエスキ・ドゥアルド(5セーブ、3回1/3、2安打無失点)はロングリリーフに成功しセーブをあげた。
インドゥストゥリアレスはサンティアゴ・デ・クーバを9対6で破り、パベル・エルナンデス(3勝1敗)、アンディ・バルガス(6セーブ)の投手陣と、ヨスバニ・ペニャルベル(4打数3安打、3得点、2打点、1二塁打)とヤシエル・サントーヤ(3打数1安打、3打点、1得点、1本塁打)の打撃陣が活躍した。
当日の他の試合では、ピナール・デル・リオが昨年王者のグランマに12対2、オルギンはアルテミサに10対2で圧勝し、イスラ・デ・ラ・フベントゥはグアンタナモを9対2、ラス・トゥナスはマタンサスを8対3、シエンフエゴスはシエゴ・デ・アビラを5対2で破った。
こうしてサンクティ・スピリトゥスは28勝16敗でリーグ単独首位に立っており、続くプレーオフ出場圏内には、マヤベケ(25勝15敗)、シエゴ・デ・アビラ(26勝18敗)、グランマ(25勝19敗)、サンティアゴ(25勝19敗)、ラス・トゥナス(23勝18敗)、インドゥストゥリアレス(22勝21敗)、ピナール・デル・リオ(22勝22敗)がいる。
そのあとには、イスラ・デ・ラ・フベントゥ(22勝22敗)、マタンサス(22勝22敗)、ビジャ・クララ(21勝22敗)、オルギン(21勝23敗)、カマグエイ(20勝24敗)、アルテミサ(17勝26敗)、グアンタナモ(15勝29敗)、シエンフエゴス(13勝31敗)の順に並んでいる。
サンクティ・スピリトゥス対ビジャ・クララ(2022年3月29日、キューバ・ラジオ実況)
Gallos cantan en la cima del beisbol de Cuba
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=306360
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