2016年02月24日
ビクトル・メサ インタビュー 引き際が肝心だ
クーバデバテ2月24日付
ビクトル・メサ「引き際が肝心だ」
「野球から離れる決心をした動機は基本的にふたつある」。
多くのファンが関心を持っている疑問に迫ろうとする今回のインタビューでの、 ビクトル・メサの第一声はこれだった。
ココドリロス・デ・マタンサスの監督は、突然引退を発表した。 きょうの午後、彼は自宅で、いまだ不機嫌ながらも、
私の一連の質問に答えてくれた。
-あなたがいうその二つの理由とはなんですか?
ひとつはここ数年私を対象とするあらゆる攻撃だ。侮辱はひっきりなしにある。 わいせつな言動も当たり前になっている。それらを取り除く責任がある人間たちはただ腕組みをして放置している。二年前にはオルギンで私を刃物で襲ってきた人間がいた。この事件のあとビジャクララではきみの同僚のマタンサスの通信社にはマイナスとなったある事件に
つながる不幸な状況にいたった。もっと最近ではピナールとのサブシリーズで、われわれは公安警察による警備を要求したが、要求どおりにそれが実行されたのは三試合にも満たなかった。
さらにいうと、ピナールでは、ある若者と問題を起こしたかどで、私は罰金を科せられた。彼は、ひとがひとを侮辱しうる最悪のやり方で、私を侮辱してきた。また私の息子は、チームのバスに乗り込もうとするときに、何者かに暴力をふるわれた。私は観客らを侮辱したことはない。反対に私は沈黙を守るようにしているし、試合中にきこえてくる外野からの言葉にも耳をかさないようにしている。しかし、許容しえないことというのはあるし、重大な結果をもたらす問題を起こさない前に、たとえ、ひとが息子を攻撃されたり母親を侮辱されたりしたらあらゆることをする権利があるとしても、今回の決断をすることがもっともよいのだ。私の安全を保証するものは何もないし、家族についても同様だ。これが私が引退を希望する理由のひとつだ。
Victor Mesa: “Mas vale una retirada a tiempo”
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/02/24/victor-mesa-mas-vale-una-retirada-a-tiempo/#.Vs78Z_mLS1s
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