Cubadebate、2021年9月12日
キューバ郵便企業グループは、公式サイトに発表した声明において、国内での金融取引は許可されているが、海外からの送金受け取りは許可されていない、と述べた。
この声明文は、最近キューバ中央銀行から付与された権限の範囲を説明している。
「キューバ郵便企業グループは、最近2021年8月12日付の決議第208号においてキューバ中央銀行（BCC)から付与された権限に基づき、社会福祉・社会保障の支払いサービス、国内での現金による郵便為替の支払い、キューバ国内の銀行機関が発行する磁気カードによる受取・支払い、キューバペソの現金預金・引き出し、をその営業所で実施することが許可されている」、と声明は明らかにしている。
またキューバ郵便は、万国郵便連合（UPU)の国際為替支払協定に加盟しているため、上記権限は外貨（MLC）による銀行口座への送金を通じて、国際郵便為替の支払いにも適用される。
キューバ郵便は、UPUにおけるキューバ共和国の指定郵便事業体であり、それゆえに国際郵便為替サービスを管理しており、このサービスは、この世界組織が、加盟各国やその郵便事業体とともに規制し、組織するサービスとして理解されている。
「そのため、BCCがキューバ郵便企業グループに付与した権限によって、国内金融取引の実施は許可されているが、海外からの送金受け取りは他のキューバ機関に付与された権能であり、キューバ郵便には許可されていない」、と締めくくっている。
Correos de Cuba aclara que no tiene autorización para recibir remesas del exterior
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/09/12/correos-de-cuba-aclara-que-no-tiene-autorizacion-para-recibir-remesas-del-exterior/
