2016年10月04日
東部地方は大雨と浸水に注意 ハリケーン・マシュー、キューバに接近
ハリケーン情報
INSMET(キューバ気象協会)気象予報センター
2016年10月4日午前6時
ハリケーン情報第25号
ハリケーン・マシュー
ハリケーン・マシューはハイチで被害を与える
カマグエイからグアンタナモまでの各県は、キューバ東部地域に危険をもたらす強大なハリケーン・マシューの動向と今後の動きに今後も十分注意すること。このハリケーンに伴い、熱帯暴風雨や雲の地域が広がることから、中部地域の各県も、今回のハリケーン現象には注意をはらうこと。
この強大なハリケーン・マシューは、ハイチの西端に強い暴風雨を生じている。
午前6時時点で、ハリケーン・マシューの中心は、北緯17.9度、西経74.4度、グアンタナモの南南東およそ237km、サンティアゴ・デ・クーバの南南東275km、ハイチのティブロン岬の南45kmの位置にあったとみられている。
マシューは移動速度を早めながら、現在時速15kmのスピードで北上を続けている。
ここ数時間マシューの強度にはほとんど変化がない。最大風速は時速230kmを維持しており、ハリケーンの強度を示すサファ・シンプソン・スケールでは5段階中、レベル4を維持している。中心気圧は934ヘクトパスカルに低下した。
これから12時間から24時間までのあいだに、ハリケーン・マシューは、強力なハリケーンとして維持しながらも、強さを変えながら、同様の進路と移動速度を維持するとみられる。
熱帯暴風雨は今朝から東南地方の各県に生じ始め、午後遅くには強風が時速120kmを超えるとみられる。雨量は次第に増加し、山間部などの地域では200〜300mmの強い雨が予想される。
東部地方の南北両沿岸では、浸水をもたらす強い波が予想される。グアンタナモとオルギンの北岸では、きょうの午前中から浸水がはじまり、マシューの進み具合に応じて増加するとみられる。一方、ラス・トゥナスとカマグエイの北岸では、おだやかになると予想される。Guacanayabo湾では、ハリケーンの中心が上陸すると、海岸沿いに浸水が始まるとみられる。
ハリケーン・マシューに関する次回の情報は、きょうの正午に発表される。
Aviso No. 25 de Meteorología: Lluvias intensas e inundación costera en el Oriente
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/10/04/aviso-no-24-de-meteorologia-lluvias-intensas-e-inundacion-costera-en-el-oriente/#.V_Oe1-WLTIU
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