2021年07月12日
メキシコのロペス・オブラドール大統領 キューバを助けたいのならまず経済封鎖を解除せよ
メキシコのロペス・オブラドール大統領
Cubadebate、2021年7月12日、RT en Español
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領はきょう月曜日(7月12日)、キューバに対する経済封鎖を停止するよう求め、キューバでの抗議行動に関する「異常な情報拡散」を批判した。
「キューバを助けたいのであれば、まずやらなければならないことは、キューバへの封鎖を解除することだ。これは世界の大半の国々が求めていることだ。それが本当の人道的行為であろう。世界のいかなる国であっても包囲されたり、封鎖されるべきではない。これは人権に真っ向から反している」、とメキシコ大統領は記者会見で述べた。
タバスコ州視察の際に、7ロペス・オブラドール大統領は、「介入主義はあってはならない」、政治目的でキューバ国民の保健情勢を利用すべきではない、と語った。
「政治問題化すべきことは何もない。メディアキャンペーンすべきことは何もない。しかしこれらがすでに世界中でおこなわれている。ラテンアメリカやカリブ地域には問題を抱えた国がたくさんあり、それはキューバに限ったことではないのに、異常なまでの情報拡散がおこなわれているのが目立つ。これらはもちろんキューバ政府の政策に賛成しない人々によって引き起こされている」、とメキシコ大統領は述べた。
メキシコが封鎖を前に援助を申し出
ロペス・オブラドール大統領はまた、キューバでの政治的緊張を深刻化させている医薬品と食料品の不足に対して、人道的援助を申し出た。
「メキシコ政府はキューバが必要としている医薬品・ワクチンや食料について援助できる。なぜなら健康と食料品は基本的な人権だからであり、現在検討されている介入主義の政治的工作は必要ない」、と大統領は述べた。
ロペス・オブラドール大統領はまた、米国政府が米国国際開発庁(USAID)を通じて資金提供している組織「アーティクル19」が、エジプトでの大規模抗議行動の写真をあたかもキューバで起きた抗議活動に関するものであるかのように拡散させた手法について非難した。
「これは世界中でおこなわれていることのごく一例である」、とメキシコ大統領は述べ、これをキューバに対するキャンペーンの一環としてみなしていることを示唆した。
RT(2012年7月12日)
ラジオ・レベルデ(2021年7月12日)
テレスール(2021年7月12日)
López Obrador: Si se quiere ayudar a Cuba, lo primero es suspender el bloqueo (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/07/12/lopez-obrador-si-se-quisiera-ayudar-a-cuba-lo-primero-que-se-deberia-hacer-es-suspender-el-bloqueo/
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