2021年05月05日
キューバ野球 投手陣が代表チームの要のひとつとなる
Radio Rebelde、2021年5月5日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
米フロリダでの五輪予選のキューバ代表チームが持つであろう最も才能ある陣営の一つが投手陣である。その大半が90マイル以上のスピードを持ち、すぐれたレパートリーを示し、海外リーグでの経験がある。
そのような代表格が、現在日本にいる、リバン・モイネロ、ライデル・マルティネス、ヤリエル・ロドリゲス、アンディ・ロドリゲスの4投手である。幅広い国際大会の経験を持つラサロ・ブランコ、カルロス・フアン・ビエラ、ヨアンニ・ジェラもいる。
キャリアはより短いものの、目を見張る能力を備えているのが、若きブリアン・チーとユニオル・トゥールである。以上の9選手と、その他の2選手をたずさえて、アルマンド・フェレール監督は確固とした投手陣を抱え、五輪出場権を目指す。
投手コーチのラシエル・サンチェスとヘスス・サルガドは、グループの上位2位までに入るのも非常に難しい大会でこれらの投手たちが可能な限り最高の形で大会を迎えるよう取り組む使命を持っている。
キューバ代表チームで先発の役割を担うべき投手の一人がラス・トゥナスのカルロス・フアン・ビエラである。「われわれはすぐれたトレーニングを行えており、東京五輪出場権を目指すという今回の目標に立ち向かう心づもりができている」。
2019年のプレミア12でビエラは、カナダ戦で先発し敗戦投手となったものの、すぐれた登板をした。5回1/3を投げ、3安打4四球で自責点1に抑え、7三振を奪った。今回6月1日に予定されているキューバの第二戦となるカナダ戦で登板する可能性は否定されていない。「チームには経験豊かな投手がおり、仕事をまかされる者はみな、首脳陣の期待に応えられると確信している」。
代表候補チームに初めて選ばれた一人がサンティアゴのユニオル・トゥールである。「今回はとても素敵な体験だ。ラサロ・ブランコのような最も経験のあるすごい選手たちと練習する機会を持てている」。
トゥールは、コントロールの改善に毎日取り組んでいる。「それが私の主な欠点であり、コーチ陣とともに改善に取り組んでいる」。
弱冠21歳のユニオル・トゥールは、五輪予選のキューバ代表チームのメンバーになることを切望している。「それが私の夢だ。全力でわが国の力になりたい。サンティアゴ・デ・クーバにはつねに私のベストを期待してほしい。私はつねに最高のものを提供する。」
ハバナのパベル・エルナンデスにとって、今回のトレーニングに参加することは、自らを成長し続けるための大きな機会である。「気分よく過ごせている。最初の日々は適応が必要だった。ここでは国内最高の選手たちがいて、誰一人劣っていることは許されないから、求められるものが非常に大きい」。
この記事のニュース音声はこちらから。
2019年プレミア12カナダ戦(2019年11月6日)
El pitcheo será una de las fortalezas del equipo Cuba (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/el-pitcheo-sera-una-de-las-fortalezas-del-equipo-cuba-audio--20210505/
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