2021年03月12日
キューバ大統領 米国のヘルムズ・バートン法を「違法な化け物」と非難
歴史の退行
Radio Habana Cuba、2021年3月12日、PL
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、米国によって25年前から行使されているヘルムズ・バートン法について、「違法な化け物」であり「歴史における退行」である、と形容した。
大統領は公式ツイッターを通じて、キューバに対する経済・商業・金融封鎖を他国にまで広げた同法の1996年3月12日の署名に言及して、「きょうはこの卑劣な行為が始まって25年になる」と投稿した。
同法は当時の米大統領ウィリアム・クリントン(在任1993年〜2001年)によって署名されたが、その治外法権的性質により、外交および通商関係についての国際法の大量の法規に違反しているとみなされている。
ディアスカネル大統領によると、この法律は「キューバをふたたび植民地化し、奴隷化することを企図しており」、そのため「歴史における退行」である。
これが世に出て数年後、自称「キューバの自由と民主主義的連帯のための法律」という名の同法は、キューバを経済的に窒息させ、その発展を阻害する、という目的を維持している、とキューバの代表者たちはさまざまな場面で主張している。
非同盟諸国運動やカリブ諸国共同体、欧州連合メンバーなど、さまざまな国家や国際機関がこの法律への非難声明を発している。
キューバTV(2021年3月12日)
Presidente cubano califica a ley estadounidense como engendro ilegal
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/250473-presidente-cubano-califica-a-ley-estadounidense-como-engendro-ilegal
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