2021年03月06日
キューバ コロナ感染中に出産した母親 良好に回復中 赤ん坊は感染なし
ヘレンは、新型コロナウイルス感染症で危篤状態にあった母親から生まれたキューバで初めての女の子である
Radio Habana Cuba、2021年3月6日、PL
キューバ公衆衛生省当局はきょう土曜日(3月6日)、ビジャ・クララ県の中心都市サンタ・クララで新型コロナウイルス感染中に出産した母親が危篤の状態から脱し、一方生まれた女の子は命に別状なく感染もしていない、と語った。
その状況を考慮し、33歳で妊娠35週目だったマイディ・マルティネスには先日火曜日(3月2日)、マヌエル・ファファード軍事病院で帝王切開が行われた。マイディはシエンフエゴスから同病院へやってきた。
ビジャ・クララの母子介護プログラム(PAMI)の責任者ヤンドリィ・アルフォンソ医師は記者団に対し、手術は大変うまくいったと述べた。「今回のケースはわが国でおこなわれた初の手術であり、世界全体でもおこなわれたという情報がないものである」、と医師は語った。
アルフォンソ医師はまた、5.6リーブラ(2560グラム)で生まれた赤ん坊ヘレンが移送されたマリアナ・グラハーレス母子病院と、上記軍病院の、外科医・集中治療医・新生児科医・小児科医・看護師たちの働きを強調した。
ヘレンは現在、新生児室において、まだファハード病院にいる母親が新型コロナウイルスから回復し彼女のもとに戻ってくるのを待っている。
ヘレンは、新型コロナウイルス感染症で危篤状態にあった母親から生まれたキューバで初めての女の子である。
キューバTV(2021年3月8日)
Cuba: Madre con Covid-19 evoluciona de manera favorable tras parto (+Foto)
https://www.radiohc.cu/noticias/salud/249836-cuba-madre-con-covid-19-evoluciona-de-manera-favorable-tras-parto-foto
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