2021年02月06日
キューバ 海外からの全旅行者へ制度的隔離を実施 2月6日より
ホセ・マルティ国際空港は2020年11月15日に定期商業便の運行を再開した
Cubadebate、2021年2月6日
きょう2月6日の土曜日より、キューバは海外からのすべての旅行者に制度的隔離を実施する。この措置は国の複雑な疫学的状況に立ち向かうことを目指している。現在の発生源制御の多くは訪問客に関係しているからである。
このため、海外からの旅行者、事業者、技術者、協力者や、キューバ駐在の外国人外交官、海外の公式メディア、公式代表団には、公衆保健省・外国貿易外国投資省・外務省によって承認されたガイドラインが適用される。
また公衆保健省をはじめとする国家中央官庁組織の協力者は、定められた要件を満たしながら、ハバナとマタンサスに設置された施設で隔離される。外国人留学生や奨学生はMINSAP(公衆保健省)とMES(教育省)によってこの目的のために指定された施設で隔離される。
キューバ人居住者は、各県に置かれたセンターで隔離となり、これは無料である。センターに向かう際の交通費や、隔離を終え帰宅する際の交通費も支払う必要がない。
一方、国へ上陸する非居住者の外国人とキューバ人は、各地域で指定されたホテル施設に隔離され、滞在費と交通費は自己負担となる。
この新たな措置について、公衆保健省(MINSAP)の国立疫学局長フランシスコ・ドゥラン・ガルシア博士は、承認されたガイドラインが遵守されなかったのは、それは感染した旅行者がやって来ていたというだけではなく、PCR検査結果が出るまでに必要な隔離が常に守られたわけではないからである、と強調した。
また、きょう2月6日の0時からは、米国、メキシコ、パナマ、バハマ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、コロンビアからの航空便の現行便数の新たな削減も有効となる。
国内および地域・国際的な疫学的状況や、新型コロナウイルス感染の蔓延を抑制するために新たな措置を適用する必要性を考慮し、ニカラグア、ガイアナ、トリニダード・トバゴ、スリナムへの航空便の休止が継続され、またハイチへの航空便が休止となる。
唯一認可されるのは、キューバ国内に取り残された外国人または海外居住者を避難させるための、乗客無しの航空便の到着となる。
キューバTV(2021年1月30日)
Desde hoy, Cuba reduce vuelos comerciales e implementa aislamiento institucional para viajeros
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/02/06/desde-hoy-cuba-reduce-vuelos-comerciales-e-implementa-aislamiento-institucional-para-viajeros-internacionales/
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