2016年09月23日
ホセ・アブレウ、来月キューバに一時帰国 両国間の関係改善を賞賛
DIARIO DE CUBA、2016年9月22日付
ホセ・アブレウ「我々は亡命時に政治的声明を出していない、ということをキューバ政府は理解した」
シカゴ・ホワイトソックスの一塁手José Abreuは今週水曜日(9月21日)、米国の永住権を取得したことを明らかにし、彼や彼の家族がキューバに渡航したり、そのあと米国に戻ることが可能になる、と語った。CNBC(NBCシカゴ)の報道によると、Abreuはキューバへの帰国旅行を来月に計画している。
Abreuは、今回のキューバ渡航は我々の両親にとって大きな意味がある、と説明し、2014年に米国で彼と合流して以来帰国していない両親について語った。この野球選手自身は、昨年12月に大リーグによる使節団の一員としてキューバに渡航している。
- 特にコメントはないよ- とAbreuは通訳を通して言った。「このことについては考えたくないんだ。ここで力を発揮したいし、集中を乱したくないから。でも我々にとってとても大きなことであることは確かだ。私にとってだけでなく、私の両親にとっても、帰国して家族と会えるいい機会だ。とても表現しきれないね」
Abreuは、ハバナとワシントンの関係良好化が、当初予想されていたよりずっと早くキューバに帰国したり訪問できるようになった大きな理由だ、とコメントした。一般に亡命した選手たちは、最低8年間は帰国を制限されている。
昨年12月にAbreuは、規定の書類を揃えればキューバ帰国が可能であることを知った。CNBCによると、Abreuは、今年3月のオバマによるキューバ訪問が、野球選手たちは亡命時に政治的声明を発していない、ということをキューバ政府に理解させるのに役立った、と述べた。
「我々の目的は、我が国(キューバ)の代表になれるようトライし促進すること、そして成し得る最高の結果を得ることだ」、とAbreuは語った。「あの訪問は、選手たちが帰国できるように道のりを整えるのを手助けした」。
Abreuは今回の新しい状況を賞賛した。「我々は帰国できる。家族たちに会って、また米国に戻ることができる。これは素敵なことだ。我々の家族はキューバにいる。我々は彼らに会い、訪問し、世話をする必要がある。いまそれが可能になった。しかも、また米国にも戻ることができる。この国(米国)に感謝しなければならない。我々を友好的に歓迎するだけではなく、我々が帰国できるようにも取り組んでくれている」。
CNBCによる元記事(英文)
OFFSEASON TRIP TO CUBA ‘VERY HUGE’ FOR JOSE ABREU AND FAMILY
http://www.csnchicago.com/chicago-white-sox/offseason-trip-cuba-very-huge-jose-abreu-and-family
José Abreu: 'El Gobierno ha entendido que cuando salimos de la Isla no estamos haciendo una declaración política'
http://www.diariodecuba.com/deportes/1474563222_25484.html
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5466077
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック