コスタ・リカ大統領、国連でのテメル演説を拒否
コスタ・リカのルイス・ギジェルモ・ソリス(Luis Guillermo Solís)大統領をはじめ、そのほかのラテンアメリカ各国の代表団の構成員は今週火曜日(9月20日)、国連総会において、ブラジルの新大統領ミシェル・テメル(Michel Temer)による演説を拒否し、議場から退席した。
コスタ・リカの大統領は、同国のManuel González外相とともに、議場から退席した。
一方、エクアドルのGuillaume Long大使は、複数の国の代表団が同じく退席した、とツイッターに書き込んだ。
- エクアドル、コスタ・リカ、ボリビア、ベネズエラ、キューバ、ニカラグア各国は、Michel Temerが演説する際に、国連総会の一般討議の議場から退出した - と、Long大使は知らせた。
コスタ・リカ外務省は声明を発表し、Temerの演説を拒否するという決定をしたことを認めた。Temerは、多くの論争を巻き起こしたジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)前大統領に対する罷免手続きの結果、大統領の地位についた。
- 国連総会でのMichel Temer氏の演説を拒否するという、国としての、また個人としてのわれわれの決定は、彼の具体的な態度や行動を見るにつけ、民主主義的実践から学ぶ気があるのだろうか、というわれわれの疑念によっている。- と同国外務省は表現した。
Temerは国連演説で、Rousseffの罷免は法を尊重しながらすすめられた、と述べた。
Presidente de Costa Rica se niega a escuchar discurso de Temer en la ONU
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/09/20/presidente-de-costa-rica-se-niega-a-escuchar-discurso-de-temer-en-la-onu/#.V-PA2oiLTIU
タグ:Costa Rica cuba ONU Michel Temer Luis Guillermo Solís Dilma Rousseff ecuador bolivia venezuela Nicaragua politica
【このカテゴリーの最新記事】