2020年10月21日
シエゴ・デ・アビラのヤンデル・ゲバラ キューバリーグ通算100勝達成 史上28人目
ヤンデル・ゲバラ(中央)、通算100勝達成
Juventud Rebelde、2020年10月21日、Norland Rosendo記者
シエゴ・デ・アビラの本拠地ホセ・ラモン・セペロ球場での今季初勝利は、ヤンデル・ゲバラ投手が国内リーグ通算100勝を達成したという事実によって歴史に残ることとなる。長い1日となったこの日は10試合がおこなわれ、残りは休止となった。
2007年12月12日、アブレウ市のラサロ・サントス球場で、救援で4回2/3を投げ、シエンフエゴスに10対7で勝ち、自身初勝利をあげてからほぼ13年後、この働き者の右腕ヤンデルはきょう水曜日(10月21日)、チーム史上5人目、キューバ野球史上28人目の投手となった。
7イニング制ダブルヘッダーの二試合目だったこの試合は、5回までオルギンが最少得点差でリードし、サブシリーズ勝ち越しを狙っていたが、シエゴ・デ・アビラ打撃陣が従来の攻撃性を取り戻し一挙5点をあげ逆転し、ヤンデルに栄誉ある勝利をプレゼントした。
グアンタナモも、カマグエイとの試合終盤に大きな抵抗を見せた。同点となった8回裏にレオネル・モアが適時打で走者2人を本塁に還し、勝負を決めた。カマグエイは反ゲーム差で単独首位に戻った。
一方、マタンサスはピナール・デル・リオとのダブルヘッダーを1勝1敗で分けた。今季防御率トップのレンネル・リベロは、ピナール打線を7回無得点に抑え、防御率を0.42とさらに下げたが、救援陣が崩れ、ピナールのヤセル・フリオ・ゴンサーレスが満塁本塁打を放ち、マタンサスを打ち破った。ゴンサーレスは今季9本目の本塁打で、リスバン・コレア(11本)、ラファエル・ビニャーレス(10本)に続き本塁打部門3位につけた。
ダブルヘッダー2試合目は、マタンサスのもう一人の新人投手ナイケル・クルースが無四球完投で7三振を奪い、またハビエル・カメーロが3打数2安打1本塁打でチーム全打点をたたき出した。
サンティアゴ・デ・クーバは、直近の成績によってオールスターゲーム開催の権利を奪われることを嫌い、いまだ本調子が出ないままのラス・トゥナスをふたたび打ち破った。一方、インドゥストゥリアレスは連敗を4で止めた。
イスラ・デ・ラ・フベントゥ地域では悪天候のため試合ができず、同チームはすでに休止試合を7試合重ねている。
順位表:
1、カマグエイ、19勝9敗
2、マタンサス、サンティアゴ・デ・クーバ、19勝10敗
4、シエンフエゴス、17勝9敗
5、グランマ、18勝10敗
6、サンクティ・スピリトゥス、16勝10敗
7、インドゥストゥリアレス、17勝12敗
8、ビジャ・クララ、14勝13敗
9、ピナール・デル・リオ、14勝14敗
10、オルギン、13勝16敗
11、ラス・トゥナス、マヤベケ、12勝17敗
13、グアンタナモ、シエゴ・デ・アビラ、10勝19敗
15、アルテミサ、8勝21敗
16、イスラ・デ・ラ・フベントゥ、5勝17敗
キューバリーグ10月21日の試合結果
キューバ野球リーグ10月21日ダイジェスト
インドゥストゥリアレス対ビジャ・クララ1試合目(2020年10月21日)
インドゥストゥリアレス対ビジャ・クララ1試合目(2020年10月21日)
Yander, al fin
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2020-10-21/yander-al-fin
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