2020年07月01日
キューバ 外国人観光客の受け入れを再開 カヨ・ココなど5島に限定
カヨ・サンタマリアのホテル・ロイヤルトン
Radio Habana Cuba、2020年7月1日、PL
キューバはきょう(7月1日)、新型コロナウイルス感染症を管理しながら、国際観光を再開した。日々、感染者は減少し、衛生保護システムは増強されている。
全国15県とイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区のうち、現在の感染者数の多さのため、いまだ社会的隔離の解除第一段階にとどまっている唯一の県が首都ハバナである。
6月18日以降、国内観光はハバナを除く、主に人民キャンプ地の予約をおこなっている。
旅行代理店や旅行オペレーターはまだ、海外からキューバ行きの運航便再開についての具体的な情報を持っていないが、かつて、世界中からその種のさまざまな関心を受け取っていると表明していた。
折よく、キューバ観光省のフアン・カルロス・ガルシア大臣は、本日よりキューバの観光業は外国人観光客に向けて再開される、と発表した。
ガルシア大臣は、観光業の段階的な3ステップについて明確化した。6月18日以降、旅行代理店や旅行オペレーターはすでに7月1日からの海外旅行を販売できている、とも語った。
大臣は、外国人観光客の場合、カヨ・ラルゴ(南西)、カヨ・ココ、カヨ・ギジェルモ、カヨ・クルース、カヨ・サンタ・マリア(中北)にのみ訪問できることになる、と述べた。他の地域に移動することはできないが、それらの場所でツアーやレンタカーなどのサービスを利用することができる。
キューバ観光省(MINTUR)は、今回のパンデミックそのものから回復しキューバ医療経験を利用するために(まさしくこれらの孤立した小島のために)、観光旅行を販売する。
観光相は、この3つのフェーズにおいては、世界保健機構(WHO)や世界観光機関(UNWTO)およびキューバ公衆保健省(MINSAP)の指示に対応する保護プロトコルを適用する、と説明した。
これらのプロトコルのなかには、体温の管理や、各場所・地面・宿泊施設・レストランなどの恒常的な清掃といった、各空港からはじまる対策がある。
それぞれのホテル施設は、医師と疫学者のチームを持ち、彼らが状況を管理しており、旅行者や労働者に何か問題が起きた場合は、適時の検査・移送・入院措置が用意されている。
外国人観光客全体は、リアルタイムのPCR検査によって調査され、新型コロナウイルス感染症の感染可能性を特定される。
国の効果的な衛生管理がこれらの対策を容易にした、と当局は述べた。クバナカン、グラン・カリベ、イスラスールなどのキューバのホテルチェーンや、スペインのメリアなどの外資系ホテルはすでに、第一フェーズに稼働開始するホテルについて発表している。
キューバTV(2020年7月1日)
Reabrió Cuba instalaciones al turismo internacional
http://www.radiohc.cu/noticias/economy/227240-reabrio-cuba-instalaciones-al-turismo-internacional
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