2020年06月10日
ヤリエル・ロドリゲス最新インタビュー 中日ドラゴンズ新加入のキューバ人投手
ヤリエル・ロドリゲス
Radio Cadena Agramonte、2020年6月10日、Juan Mendoza Medina記者
現在シーズン前の活動がおこなわれている日本プロ野球リーグは6月19日に開幕する。そこには中日ドラゴンズと契約しているカマグエイのヤリエル・ロドリゲス投手が参加する。
本紙はフェイスブック経由でロドリゲス投手にインタビューした。ロドリゲスは、当初トレーニングはひじょうにハードで激しいためかなり複雑に感じられたが、「難しいことは好きだし、訓練して、いまはもう慣れた」、と認めた。
適応は難しかった。とりわけ最初の数週間は。時差、食生活習慣、家族からの距離、特に幼い息子のことがとても恋しい。睡眠時間もなくなって、疲れたままトレーニングに参加するようになったが、少しずつそれを乗り越えていった、とロドリゲスは告白する。
「同じ悩みを共有しているチームメイトのおかげもあり、慣れていった」
「エル・ガジェーロ・デ・サン・セラピオ」(カマグエイのこの投手の愛称)は、第60期キューバ野球リーグにとって大きな不在の一つであるが、当人は、「対応できる若い選手が育ってきているし、すぐれた投手陣スタッフもいる」、と話した。
ロドリゲスは、二軍では先発になるだろうと述べ、「結果と努力と献身によって一軍に上がることを期待されている。リーグでの戦いに立ち向かう用意はもうできている」、と話した。
身体トレーニングと同じくらい重要なのが、健康への注意となっている。そのためにヤリエルは、「すでに日本は状況が改善されつつある」とはいえ、「できるだけ外出しない、つねにマスクを着用する、手指消毒を用いる、できるだけ最大の距離をとってトレーニングする」といった新型コロナウイルスの現段階への対策に注意を怠たることはない。
最後にこの若き投手は、自身の人生とキャリアに関係するすべての人びとにメッセージを送る。「家族・両親・弟・とりわけ息子へ:みんなことが恋しい。いつもみんなのことを思い出している。カマグエイチームへ:試合に全力を尽くすように。もし決勝に進めば、僕もキューバにいて皆と一緒に出場し王者を目指そう。ファンへ:好調のときも不調のときも応援してください。常に勝利に向かってグラウンドに出ていきます」。
間違いなく、日本野球リーグへの歩みは、同選手にとって将来に向けたベストの質をもたらす経験となる。
確実に彼の名前はニュースになるだろう。シーズン前でも6月19日に開幕する公式試合開始後でも、リバン・モイネロ、ライデル・マルティネス、アリエル・マルティネスのキューバ選手3人とともに。
このニュース音声はこちらから。
ヤリエル・ロドリゲスへのインタビュー動画(フェイスブックより)
Yariel Rodríguez desde Japón: Estoy listo para enfrentar la Liga Profesional (+Audio y video)
http://www.cadenagramonte.cu/articulos/ver/96336:yariel-rodriguez-desde-japon-estoy-listo-para-enfrentar-la-liga-profesional
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