2020年05月20日
ブルーノ・ロドリゲス外相 キューバは5月20日を祝わない 米政権による搾取の始まり
ブルーノ・ロドリゲス外相
Radio Habana Cuba、2020年5月20日、ACN
キューバのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相はきょう(5月20日)、キューバに「新植民地共和国」が成立した5月20日の出来事に関するマイク・ポンペオ米国務長官のメッセージを虚偽と形容した。
キューバ外相ブルーノ・ロドリゲスはツイッターで、キューバ人はこの日を記念しておらず、南フロリダを中心にホワイトハウスの広範な支援を得てキューバに対する支配と併合の関心をいまだ維持している反キューバ集団によって思い出されているだけである、と述べた。
「米国の国務長官は嘘をついている。キューバ人は5月20日を祝わない。この日は、キューバに対する帝国主義的支配の野望を維持している人たちにとってのみ祝日である。歴史を確認するように。」、とロドリゲス・パリージャ外相はツイートした。
ポンペオはメッセージのなかで、家族にとっての団結と豊かな未来を呼びかけているが、これは昨年のヘルムズ・バートン法第3章の発動や両国民間の観光・学術交流の恒常的禁止などによって激化している、ハバナに対するホワイトハウスの敵対政策とは完全に対立する概念である。
この点について、同じくツイッターで、キューバのロドリゴ・マルミエルカ海外貿易・海外投資相は、今回のポンペオのキューバ国民への声明を、歴史的で政治的な工作であると弾劾した。
キューバでは1902年5月20日、スペインとの独立戦争へのヤンキーの介入後に生じた「新植民地共和国」が成立した。この共和国は歴代の米ワシントン政権による半世紀におよぶキューバ国民の搾取と依存をもたらした。
Los cubanos no celebramos el 20 de mayo, afirma canciller (+ Tuit)
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/223306-los-cubanos-no-celebramos-el-20-de-mayo-afirma-canciller-(+-tuit)
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