ドミニカ共和国のディアリオ・ディヒタルRD紙による報道、2月17日付け
キューバ野球選手の亡命にハイチの高官が関与か
ハイチおよびドミニカ共和国の複数のメディアは17日、
ハイチの移民局長クラウド・レイモンド・ジュニア氏とその兄弟のパトリック氏が
今回のグリエル兄弟の亡命に関係していると報じた。
ハイチ・オブザーバチュア紙によると、レイモンド兄弟はドミニカ共和国との国境線で
人身売買のネットワークを組織しており、主な対象は中国系の人たちやキューバ人野球選手である。
レイモンド兄弟がミシェル・マテリ前政権の実力者と協力し
エクアドルなどの他国に中国系やキューバ野球選手を送り出している。
「パトリックは商売人であり、彼がハイチ政府に影響力を持っているクラウドを利用している。
彼らがグリエル兄弟の亡命を助けた。グリエル兄弟がハイチにいることは間違いない。
そこから米国に向うつもりだ」
またレイモンド兄弟は、ハイチ国内の居住権・永住権を斡旋しているマフィアを
コントロールしている。大リーグとの契約をめざし米国に向うキューバ野球選手は、
経由地としてハイチを利用する。
最近クラウド・レイモンドはドル札が詰まったアタッシュケースをかかえ移動し
奇異に見られ、ハイチの官憲に逮捕されたが、国民を動揺させないために
その事件はスキャンダルにはならなかった。
また別の情報源によれば、キューバ野球選手の亡命には、ハイチ系ドミニカーナの
アミンとアベルのラトウフェ兄弟も関与している。
彼らはレイモンド兄弟との連絡役であり、チノという相棒と行動している。
チノはキューバに野球選手を探しにいく役目を持っている。
この二組がドミニカーナ空軍のユニフォームに身をつつみ、国境地帯で亡命者たちと交差する。
「居住権についてはラトウフェ兄弟が値段を伝え、そのあとゆすりたかりを始める。
より多くの金を引き出すために。」
「パトリック兄弟が何者かを調べれば、グリエル兄弟の事件に何が起きたのか明きらかになる」、と
ラジオの解説者、アルバロ・アルベロ・イホ氏は語った。
Vinculan funcionario Haiti a fuga peloteros cubanos
http://diariodigital.com.do/2016/02/17/258380/
2016年02月17日
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