Radio Rebelde、2020年3月17日
キューバ公衆保健省の国際健康管理プログラム責任者、カルメロ・トルヒージョ・マチャド博士は、国内メディアと駐キューバの各国大使に向けて、新型コロナウイルス予防管理計画で考慮されているすべての行動は増え続けている、と述べた。また、国民への教育的メッセージ、準備と訓練、医療を提供するための医療サービス組織が増加している、とも述べた。
あらゆる国境地点から入国してくるすべての旅行者の管理の取り組みが続けられており、疫学的監視措置と、入国地点レベルでの情報統制がさらに強化され、到着するすべての旅行者に対して14日間、介入、フォローアップ、および疫学的監視の適切な行動が実行される。
トルヒージョ・マチャド博士は、この記者会見のなかで、いくつかのウェブサイトやSNS上で流言を引き起こしたカナダ人女性旅行者の事例について、説明した。グランマ紙に掲載されたその声明によると、彼女は急性呼吸器疾患で入院し、残念ながら重体となり死に至ったが、国家レファレンス研究所で実施され分析されたすべての研究によって、インフルエンザA型であったという結論にたどり着いた。決して新型コロナウイルスには感染していなかった、とトリヒージョ・マチャド博士は語った。
博士は、環境に広がっている急性呼吸器感染症の感染を避けるために個人一人ひとりの注意を訴えたが、信頼と安全も伝えた。コミュニティ全体の効果的な保護のために、国家によってあらゆる措置が適用されているからである。
カルメロ・トルヒージョ・マチャド博士（右）
キューバTV カルメロ・トルヒージョ・マチャド博士インタビュー（2020年3月17日）
Cuba realiza vigilancia epidemiológica por 14 días a todos los viajeros
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-realiza-vigilancia-epidemiologica-por-14-dias-todos-viajeros-20200317/
