2020年03月04日
フレデリク・セペダ インタビュー 何があろうともキューバのために戦う
フレデリク・セペダ
Granma、2020年3月4日、Pablo E. Díaz Hurtado記者
キューバ野球界でフレデリク・セペダが語られるとき、その意見はファン、首脳陣、選手間で一致する。サンクティ・スピリトゥスおよびキューバ代表チームの背番号24のレジェンドは、グラウンド内外の、もっとも偉大な一人とみなされている。
すぐれた会話者で、つねにメディアとの対話に準備ができているセペダは、グランマ紙読者のためのいくつかの質問に応じてくれた。アリゾナでの五輪予選に向けてトレーニングしている代表候補チームとインドゥストゥリアレスチームとの練習試合の前のことだ。
- あなたは現在の代表候補チームでもっとも経験豊かな選手です。チームをどう見ていますか。チームについて強調できる面があれば聞かせてください。
トレーニングは予定された目標をそのつど成し遂げながら進んでいる。米国による規制のために、われわれはメキシコに渡航して大会への査証を入手しなければならなかった。そこで行った2試合では試合のさまざまな指標を評価していくために役立ったし、選手たちは素晴らしい活気の中でふるまった。
- 攻撃面は未知数となっています。なぜ一度ならずすぐれた打撃の結果が得られないのでしょうか。
第一に考慮すべきことは短期の大会だということだ。得点をあげられないのはわれわれだけではない。ファンは何か何でも勝利を要求するが、いつもそういうわけにはいかない。特別なことは何もしていないし、できる範囲のことで準備している。
- プレミア12では数年ぶりのチームの主将に復帰しましたね。この指名はどのように受けましたか。
このリーダーシップは私はチームメイトに対して心掛けている方法によって生まれている。私はグラウンドに全力を尽くすために出ていく。私がその任務を負うべきだと首脳陣が決めるのなら、私はそれを負うが、それらのことを自ら追い求めることはしない。私がやるべきことは野球をプレーすることだ。
- 2020年東京五輪の夢を果たすためのアリゾナでの今回の困難な使命について、どのように考えていますか。
まずは何が何でもキューバを守りぬくこと。結果にかかわらず、楽しむために出ていく。たくさんの要因が最終得点に影響するが、われわれはつねに全力で立ち向かい、すべての試合で勝利を目指してベストを尽くす、ということを保証する。
- あなたは生来の両利きですか。それとも幼いときに誰かに教え込まれましたか。
私が両利きなのは、父が教えてくれて、完ぺきにするために毎日一緒に取り組んでくれたからなんだ。私が野球で達成した大半のことは、父パブロ・フランシスコ・セペダのおかげだ。
- あなたはいま39歳ですぐれた体調を維持しています。引退のことは考えますか。
人生で一番好きなことは野球をプレーすることなんだ。初めて野球を覚えた日のように楽しみ続けている。健康を維持し、満足いく成績を残せる限り、現役でいるだろう。
- 昨季は2000本安打、300本塁打という2つの重要な通算記録に到達しました。第60期での直近の目標はありますか。
記録でいうと、400二塁打に到達したい。達成まであと13本だ。
- ミゲル・ボロートにコメントを。
私は幼いときからボロートの生徒だ。父に対してと同じように彼をリスペクトし尊敬している。
Frederich Cepeda: ≪Lo primero es defender a Cuba a toda costa≫
http://www.granma.cu/deportes/2020-03-04/frederich-cepeda-lo-primero-es-defender-a-cuba-a-toda-costa-04-03-2020-23-03-05
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