2020年02月06日
レスリー・アンデルソン インタビュー 代表候補復帰は想像すらしていなかった
レスリー・アンデルソン
Radio Rebelde、2020年2月6日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
米国アリゾナでの五輪予選に出場するキューバ代表チームのユニフォームを着ることを目指す38人の野球選手の一人が、カマグエイのレスリー・アンデルソンである。彼は最近終わったシーズンで、カマグエイチームに復帰しただけでなく、11年ぶりの代表候補チーム復帰を果たした。
WBC2大会(2006年と2009年)での経験を持つレスリーは、キューバ代表チームにまた関われるとは想像していなかった。
- 私にその可能性が与えられるとはこれっぽっちも思わなかった。質の高い選手がたくさんいるわけだから。今季はただカマグエイでプレーするために戻ったが、全選手の夢であるこのトレーニングに参加する機会が与えられた。とんでもなくうれしいし、五輪予選でわが国の代表となれるよう努力したい。
米国野球の3Aや、日本プロリーグを経験してきたアンデルソンは、直近のキューバ代表チームとの国際大会経験をたくさんの愛情をこめて回想する。
- われわれにとって大きな大会だった。素晴らしいチームだったし、偉大な選手たちと同じ場にいることができた。その中にはわが国が生んだ最高の野球選手の一人、フレデリク・セペダがいた。
レスリー・アンデルソンは、五輪出場権をかけたチームのメンバーになることを目指しているが、そのポジションにはヨルダニス・サモンとエディルセ・シルバという2人の偉大な野球選手がいる。
- もし私がその権利を得るなら必要とされるその役割を果たす用意がある。一塁にはヨルダニス・サモンがいて、彼がレギュラーだが、エディルセ・シルバと私は似た特徴を持った野球選手だ。よりベストな選手がその位置を獲得するだろう。グラウンドが答えを出してくれる。
レレ(友人たちはこう呼ぶ)は、今季戻ってきた。米国のタンパや、日本の読売ジャイアンツでの活動を経て、キャリアを始めた土地でそれを終わらせるためである。自身の大きな活躍と同僚たちのサポートにより、彼はその考えを再考することになり、第60期キューバリーグへの復帰は否定されていない。
- もしキューバ代表チームにいる機会が与えられるなら、そうすると思う。代表チームにまたいるなんて、想像すらしなかったことだ。もう1年頑張るための力になるだろう、とりわけ五輪への出場権を得ることになれば。
レスリー・アンデルソンは、海外チームとの契約はもう考えておらず、ただ祖国の地元チーム(カマグエイ)と代表チーム(キューバ)と共に終わることを希望している。
- 何も考えていない。チームのメンバーになるかどうか、このトレーニングに集中している。
カマグエイチームの歴史的背番号54のレスリーは、キューバのさまざまな人びとから受けた支援、特にファンからの応援に感謝している。
- はじめは期待していたようには事が進まなかったが、いつも前進するよう鼓舞してくれた。いつも私を信頼してくれたチームの指導部や選手たちや、私が行くところどこでも扉を開いてくれたすべてのキューバ国民に感謝している。
このインタビューのラジオ音声はこちらから。
レスリー・アンデルソン
キューバTV レスリー・アンデルソン インタビュー(2020年2月6日)
Leslie Anderson: “No imaginé regresar a una preselección” (+Audio)
http://www.radiorebelde.cu/noticia/leslie-anderson-20200206/
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