ヤリエル・ロドリゲス
Radio Rebelde、2020年1月6日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
現在のキューバ野球でもっとも際立つ才能のひとり、ヤリエル・ロドリゲスが、準決勝第三試合でカマグエイの先発として登板する可能性がある。
経験豊かなミゲル・ボロート監督率いるチームは、カマグエイ県代表として初のキューバ野球野球リーグ決勝進出まであと1勝に迫っており、そのためその登板は前例のないパフォーマンスとなる。
正式発表はまだなされていないが、サン・セラピオの「ガジェーロ(雄鶏)」として知られているヤリエルは、インドゥストゥリアレスとの火曜日(1月7日)の試合での先発が予想されている。
ヤリエルは、ビジターとして引き出したここまでの結果は誰も予想していなかった、と述べた。「とても競争力のあるチームと対戦して、その相手の球場で2勝した。今度はわれわれの本拠地でそのまま勝って決めねばならない」
最近、日本プロリーグの中日ドラゴンズと契約した才能ある投手ヤリエルは、準決勝初戦でいいパフォーマンスができなかったのは、しばらく投げていなかった時間があったことが原因の一つだ、と告白した。「しばらく投げていなかったし、僕は先発のほうが好きなんだ。もしカマグエイで投げる機会があれば、チームに勝利を与えられるようがんばる」
若き投手ヤリエルは、インドゥストゥリアレス打線との対戦で優先すべき鍵となるいくつかについて語った。「コントロールに気をつけなければならない。これでしばしば失敗してるし、相手打者の弱点を突くつもりだ。もっとも手ごわい打者はヨルダニス・サモンとフレデリク・セペダだ」
カマグエイチームで重要なもう一人の選手は、プレーオフ最高の投手陣の球を受ける役目を担うジェンドリィ・テジェス捕手である。「これは特権だ。若い選手たちだけど、資質と豊富な球種を持っている。捕手として彼らをリードするのは気分がいい。試合状況によってはしばしばベンチからサインが出ることもある」
明日火曜日(1月7日)の夜8時30分に、カンディード・ゴンサーレス球場でインドゥストゥリアレスとカマグエイによる準決勝第三試合がおこなわれる。地元のカマグエイチームが勝てば、第59期キューバ野球リーグの決勝に進出する1チーム目となる。インドゥストゥリアレスの先発はブリアン・チー、カマグエイの先発はヤリエル・ロドリゲスかフランク・ルイス・メディーナになるだろう。
カマグエイのバッテリー、ヤリエル・ロドリゲスとジェンドリィ・テジェスのコメント音声はわれわれのTeVeoチャンネルから。
カマグエイ対インドゥストゥリアレス 準決勝初戦(2020年1月3日)
カマグエイ対インドゥストゥリアレス 準決勝第二戦(2020年1月5日)
¿La hora del “gallero”?
http://www.radiorebelde.cu/noticia/la-hora-gallero-20200106/