2020年01月05日
カマグエイ 決勝進出まであと1勝 マタンサスは1勝1敗のタイに キューバ野球リーグ準決勝
カマグエイを牽引するレスリー・アンダーソン
JIT、2020年1月5日
きょう日曜日(1月5日)におこなわれた第59期キューバ野球リーグ準決勝プレーオフは、マタンサスがラス・トゥナスに1勝1敗のタイとし、カマグエイがインドゥストゥリアレスに2連勝した。
ラス・トゥナスチームの本拠地フリオ・アントニオ・メジャ球場では、カマグエイチームが4対2で勝ち、勝利投手がフレディ・アシエル・アルバレス(2勝1敗)、セーブがヤミチェル・ペレス(1セーブ)、負け投手がユディエル・ロドリゲス(9勝3敗)となった。
4回に0対0の均衡が破られ、マタンサスが1点、ラス・トゥナスが2点をあげた。5回にはアルマンド・フェレール監督率いるマタンサスが2点を加え、6回にもさらに1点を追加した。
勝利チームの打線では、セサル・プリエト(5打数3安打2得点)、アリエル・マルティネス(4打数3安打1得点)、ユリスベル・グラシアル(4打数1安打2打点)が活躍し、一方敗れたラス・トゥナスではヨスバニ・アラルコン(4打数2安打1得点)が目立った成績を残した。
この試合では、一塁に走っていたマタンサスの打者に対し守備妨害でアウトの判定をした主審とフェレール監督が激しい口論をする一幕があった。
これによりフェレール監督は、前日の同チームのラサロ・ガーロ投手コーチに続く退場処分となった。
その前日の試合は、前年度王者のラス・トゥナスが5対4でサヨナラ勝ちした。
一方、ラティーノアメリカーノ球場では、カマグエイがインドゥストゥリアレスとの準決勝を制するまであと1勝と迫った。
金曜日(1月3日)の初戦に9対8で勝ったあと、きょう日曜日(1月5日)は最終回を7対1で迎えたが、7対5で逃げ切った。
カマグエイチームの抑え投手陣の制球の無さと、サンティアゴ・トーレス二塁手の失策、および数本のいい当たりがあわさって、レイ・ビセンテ・アングラーダ監督率いるチームは4得点をあげ、さらに同点の走者を塁上に残すところまでいった。
ヨシマル・コウシンが勝利投手となり、フランク・ルイス・メディーナがセーブをあげ、エルリス・カサノバが負け投手となった。カマグエイはインドゥストゥリアレスよりも安打数が少なく(10安打に対し7安打)、より多い失策を喫した(無失策に対し2失策)。
カマグエイ打線は、ヨエルキス・ギベルト(5打数2安打3得点)、アレクサンデル・アヤラ(4打数2安打2打点)、レスリー・アンダーソン(4打数1安打1得点2打点)が牽引し、一方インドゥストゥリアレス打線ではヨスバニ・ペニャルベル(5打数2安打)、ホルヘ・エンリケ・アロマー(5打数2安打)、ダヤン・ガルシア(4打数2安打)が活躍した。
明日月曜日(1月6日)は両チームの移動日となり、次の試合は火曜日(1月7日)ビクトリア・ヒロン球場(午後1時)とカンディード・ゴンサーレス球場(午後8時30分)でおこなわれる。
満員のラティーノアメリカーノ球場
マタンサス対ラス・トゥナス キューバ野球リーグ準決勝第二戦(2020年1月5日)
カマグエイ対インドゥストゥリアレス キューバ野球リーグ準決勝第二戦(2020年1月5日)
59 SNB: Matanzas igualó, Camagüey cerca de la final
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=136717
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