マリオ・ムニョス
Cubadebate、2019年12月10日
音楽グループ「ドクトル・クラプラ」のボーカリストで、コロンビアの全国ストライキを支援するための大規模コンサートを推進したアーティストの一人、マリオ・ムニョスが、国内の社会的要求に対する著名歌手たちの沈黙に抗議した。
「私はきのうのあのコンサートでフアネス、カルロス・ビベス、シルベストレ・ダンゴンら、コロンビア国民に向けて長年歌っている人たちを待っていたが、彼らから大きな支援を受けることなく、通りの人びとはそのことを残念に思い、悲しんでいる」、とムニョスは吠えた。
SNSで多くの人たちが書いたことを自身の意見も加えて収集したムニョスは、フアネスたちは今年初めにベネズエラのために歌おうとしたときは第一線にいたが、自国のケースでは沈黙を守るか部分的な支援にとどまっていると疑問を呈した。
「なぜ近隣の国のためには歌って自国のためには歌わないのか。これは人間性の問題だ」、とボゴタ出身のスカバンドの歌手は非難した。ムニョスは昨夜、およそ40人のアーティストとともに、ボゴタのメイン通りで大群衆を集めた移動式コンサートに出演した。
「自国で何が起きているか見なければならないと私は思う。隣人に服を着せる前に、われらの国民に着せるべきだ」、とムニョスはつけくわえた。
全国ストライキの開始前に、カルロス・ビベス、フアネスら、国際的名声のあるアーティストたちは、国民の要求を支持して姿を現したが、そのメッセージは封印された。
「少なくとも共感の140文字が待ち望まれる」、とムニョスはこれらのアーティストたちの沈黙について、ブル・ラジオとのインタビューで語った。
今年のプエルト・リコでの抗議運動では、同国のもっとも代表的なアーティストや国際的に重要なアーティストたちが、リカルド・ロセージョ知事の辞任に重要な役割を果たした。
ムニョスは、コロンビアのアーティストたちはイバン・ドゥケ大統領の辞任を主張しているわけではなく、ただ彼に投票した人たちにとってだけでなく、国全体のリーダーであるよう、街頭の叫びに耳を傾けるよう要請しているだけだ、と訴えた。
( ANSAの情報による)
コロンビアの全国ストライキ支援コンサート「コロンビアのための歌」(2019年12月8日)
¿Dónde están Juanes y Vives?, reclaman huelguistas colombianos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/12/10/donde-estan-juanes-y-vives-reclaman-huelguistas-colombianos/#.Xe-_TOj7TIU
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