エルネスト・レイノソ・ピニェイロ局長(左から2人目)、ヨスバニ・アラゴン副会長(左から4人目)
JIT、2019年11月13日、Tony Díaz Susavila記者
「仙台育英学園は2020年東京五輪前のトレーニング場所を皆さんに提供する」、と仙台育英学園の尾形淳部長がきょうハバナで、キューバ野球の幹部たちに伝えた。
キューバ野球局のエルネスト・レイノソ・ピニェイロ局長は、第8回体育スポーツ国際会議(AFIDE)の一環としてハバナのコンベンション宮殿で開催された会合で、その好意に感謝した。
「われわれはまず出場権を得なければならないが、この申し出は歓迎だ」、と語ったレイノソ局長には、キューバ野球連盟のヨスバニ・アラゴン副会長が同伴した。
局長らは、五輪開催地福島からおよそ80kmのところに仙台育英が所有している施設の現状を、映像や写真で受け取った。
「われわれはこの球場を知っている。シドニー五輪に出場する前にそこにいたから。当時私はキューバ代表チームの投手だった」、と語るアラゴン副会長は、その施設にはすぐれたトレーニングをおこなうためのあらゆる環境を備わっていることを認めた。
日本の訪問団は、野球ボールを寄贈した。これは先日キューバが予選ラウンドで敗退し現在日本で続けられているプレミア12で使用されているものと似たものである。
キューバチームは、2020年3月に米国野球連盟が主催し米国アリゾナで開かれる米州五輪予選大会で最後の出場権獲得を目指す。
もしそこで2位か3位に位置すれば、4月に中華台北での最終予選(インターコンチネンタル予選)に出場でき、そこではアフリカ・ヨーロッパ予選の2位チーム、アジア大会2チーム、オセアニア優勝チームも参加し、つまり、合計6チームで一つの出場権を争うことになる。
2020年東京五輪では開催国を含む合計6チームが争う。キューバはこれまで五輪野球に5回出場し、金メダル3個、銀メダル2個を獲得している。
仙台育英は、キューバのバレーボールチームにも同様の招待をしている。
Béisbol cubano con puertas abiertas en Sendai
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=134403
2019年11月13日
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