2019年10月31日
キューバ代表 台湾のプロチーム中信兄弟に2対1で勝利 ラサロ・ブランコらが好投 強化試合第四戦
ラサロ・ブランコ
JIT、2019年10月31日、Roberto Ramírez記者
ラサロ・ブランコの確かな立ち上がりと、それ以外の投手の好投が、野球のプレミア12に向けた強化試合での中信兄弟戦でのキューバの2対1の勝利を特徴づけた。
「満足している。ハバナでのトレーニングのときあったような自分の力強さをふたたび感じた」、とブランコは語った。中華台北のプロリーグのチームに対し4イニングを投げ、わずか2安打、5三振、1四球という投球後のことだった。
「みんな知っての通り、私は今季のキューバリーグではいいスタートを切れなかったが、自分の通常のレベルにふたたび戻ってきて、チームが必要とするものを提供できるようになっている」、と安定して90マイルを超える速球を投げた長身の右腕ブランコは話した。
ほとんどつねに霧雨が降り続け、それが土砂降りになる恐れをかかえながらおこなわれたこの試合は、この相手チームが、台北市でのキューバの対戦相手のうち最もすぐれたチームであることを示した。これで同市でのキューバの成績は3勝1敗で終わった。
ふりかえると、今週月曜日から水曜日のあいだ、新荘球場でキューバ代表チームは、中華台北のアマチュア代表チームとは1勝1敗で分け(4対1、5対7)、現地プロリーグのもう一つのチーム味全ドラゴンズを破った(6対1)。
今回、キューバは2回に先制した。フレデリク・セペダがセンターに二塁打を放ち、ヨルダニス・シモン一塁手の一塁方向への適時打で本塁に還った。
4回の2死後にあげたもう一点はポジティブな内容のものだった。セペダが四球で出塁し、サモンがこの日3安打のうちの1本を放ち、指名打者ウィリアム・サアベードラがライト方向に安打を放ち打点をあげた。
地元チームは5回に得点をあげた。リリーフのブラディミール・ガルシアが二塁打を含む3安打を献上し、代わった左腕ユディエル・ロドリゲスがスリーアウト目をとった。
そのあとヨウシマル・コウシンが3イニングを投げ、わずか1安打、4三振、91マイルの投球で勝利投手となり、アンディ・ロドリゲスが9回に2三振を奪い、セーブを獲得した。
「よい試合だった。われわれは最初から最後まで戦いを続け、目標が達成された。私はやるべきことに集中して、リードを保ちながら抑えるという課題を達成できた」、とアンディ・ロドリゲスは語った。
一方、ミゲル・ボロート監督は、最少得点差のプレッシャーに対する自チームの応答と、90マイルを超えて投げ続ける投手陣と対戦する有益さを称賛した。
「きょうのような種類の試合は、われわれが準備している大会に向けて重要である」、と話した監督は、土曜日と日曜日に台中市でおこなう残りの2試合はきわめて大きなものとなると回想した。
「プレミア12でグループBに入っている中華台北代表チームおよびベネズエラ代表チームと戦う。これでソウル移動前に予定しているすぐれた取り組み期間が終える」、とボロート監督は話した。
ボロート監督が指揮するチームは、11月6日にグループCでのカナダ戦でデビューするが、同グループにはこのほか地元韓国とオーストラリアが入っている。
きょうの試合結果
勝利投手:ヨシマル・コウシン
敗戦投手:Lei Chou
キューバチーム打撃陣:
ロエル・サントス(中堅)4-1
セサル・プリエト(二塁) 3-0
アレクサンデル・アヤラ(遊撃)3-0
パベル・ケサダ(三塁)3-0
フレデリク・セペダ(左翼)2-1 (二塁打)
ヨルダニス・シモン(一塁)3-3、1打点
ウィリアム・サアベードラ(指名打者)2-1、1打点
アリエル・マルティネス(捕手)2-0
ヨエルキス・ギベルト(右翼)3-0
ユイオル・イバラ(捕手)1-0
ヨスバニ・アラルコン(指名打者)1-0
キューバ対中信兄弟(2019年10月31日)
Tercera victoria cubana rumbo al remier 12
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=133295
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