2019年10月30日
ラサロ・ブランコ プレミア12開幕前インタビュー われわれには東京五輪出場という大目標がある
ラサロ・ブランコ
Radio Rebelde、2019年10月30日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
ここ近年のキューバの中心投手ラサロ・ブランコは、プレミア12のキューバ代表チームの力になる用意ができている。ヤラ市生まれの右腕ブランコは、今季キューバ野球リーグで自身の成績を復調させてきた。
パナマで開催された前回のカリビアンシリーズではベストナインにも選ばれているブランコは、その武器が変化球であることは知られてはいるが、今回のトレーニング終盤では時速92マイルまで記録した。「ひじょうに体調が良い。大きな責任をわれわれ投手陣やチーム全体が持っている。私は完ぺきな状態にある。少し前には92マイルは届かずに89〜90マイルが普通だった。われわれには五輪に出るという大きな目標がある」。
まだ発表されてはいないが、ここ最近の国際大会では初めて、ラサロ・ブランコはキューバチーム初戦の先発ではない可能性がある。
「先発ローテーションについてはまだ話されていない。もしカナダとの初戦に投げる可能性を告げられたら、全力を尽くしてつねにやっているようにマウンドに向かう。最も重要なことは、われわれ全員がなすべき課題に集中して、チームの力になることだ」。
第56期と57期のキューバ野球リーグで王座についたグランマの「軍馬」ブランコは、ラジオ・レベルデに対し、今回のチームはこの前のパンアメリカン大会に出場したチームよりも優れている、と話した。「リマにはいなかった選手たちが加わっており、彼らはわれわれの大きな力になるだろう。大きな団結がある。ミゲル・ボロート監督からは大事なのは規律だと言われた」。
ブランコはリマでのピッチング戦略を変更しなければならない。というのは相手チームが、彼の攻撃的でつねにカウントを先に取るのが好きな投手であるという特徴を知っているからだ。「代表チームに数年いるので、すでに私のことがよく知られている。パンアメリカン大会で、コロンビアの監督は私のことを研究したと言っていた。ブランコは序盤に攻撃すべき投手だ、なぜなら乗ってくると打つのはとても難しい、と。それで序盤で私が打たれて、われわれは大会から敗退した。もし私の変化球の調子が良ければ、相手チームとの試合をつくることができる」。
ラサロ・ブランコはグランマのファンにメッセージを送り、シエンフエゴスのファンには、第59期キューバ野球リーグ二次ラウンドでシエンフエゴスチームに加わる気構えを示した。
「グランマのファンには、私のベストの姿を期待してほしい。シエンフエゴスのファンには、プレミア12から戻ったら、シエンフエゴスのユニフォームを着て、つねに補強したチームでやっているように全力を尽くす」。
このニュースのラジオ音声はこちら
ラサロ・ブランコ
Lázaro Blanco: “Tenemos el gran reto de llegar a Tokio”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/lazaro-blanco-tenemos-gran-reto-llegar-tokio-20191030/
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