2019年10月02日
リバン・モイネロ インタビュー キューバ野球の王座奪還が必要である
リバン・モイネロ
Cubadebate、2019年10月2日、Angélica Arce Montero記者
今週火曜日(10月1日)に発表されたプレミア12のキューバ代表候補メンバーは、投手陣の数(17人)がきわだっている。これはこれまでの国際大会における数を上回っている。
戦いにおける投手陣の重要性は言うまでもない。その75%が投手陣次第であり、そこに打撃と守備の助けがあれば、勝利は確実なものになる。
今回選ばれた37選手は10月10日に28人にカットされるが、投手陣の要員はつねに優先される、とミゲル・ボロート新監督は語っている。
「私が気にしているのは本塁打ではなく投手による試合の支配である。そのため1試合に7人の投手を起用することさえありうる。われわれが目指しているのは、必要とされていることを提供できる選手の一体化である」、とボロート監督はACNに対して述べた。
これはひじょうに明確に描かれた戦略である。というのは最近の国際大会でのキューバ先発陣はマウンドでほとんど持ちこたえられず、その後に登板する投手陣も同様だった。パンアメリカン・リマ大会での5位決定戦を思い出すだけで十分であろう。キューバ投手陣は9対1と8点差で勝っている場面でそのリードを守る力がなかった。
いま現在左腕リバン・モイネロはすぐれた保証を見せている。先日、今季の日本プロリーグで60試合に登板した4人目のラテンアメリカ系救援投手になったモイネロは、そのすべての経験を持ってプレミア12に出場する。
「60試合登板を達成するためには一軍でシーズン通して活動しなければならないとわかっていた。すぐれたシーズンを送るためにとても努力して、そのおかげでこの結果が生まれている。」
「ソフトバンク・ホークスの一員としての自覚がある。このチームの優勝メンバーになった。まかされる仕事をおこなうメンタリティをつねに保っている。この地でさらに投手らしくなったと感じている」、とモイネロはクーバデバテに語った。
しかしモイネロは学ぶべきことがまだあると考えている。「私がいろいろ考えて、間違いを減らし、ストライクゾーンを支配し、より良い制球を得るために、チームは手助けをしてくれている。」
スター救援投手モイネロによると、相手打線はすぐれたミート力があるので、「つねにプレート上に投げなければならないし、二つのゾーンを多く使わなければならない。そのことにより集中することになる」。
モイネロはプレミア12に向けて、日本での厳しいトレーニングで豊かになった自身のピッチングのメカニズムを用意している。「これまでつねにやってきたとおりにどの試合も全力を尽くす。その結果がどうであれ、みな人間だ。」
「ブルペンから前向きなエネルギーを送りチームの仲間を助けるよう努める。現在キューバは野球がトップを奪還することが必要だから。」
「われわれはつねに自分たちが最高のチームでわれわれならできるということを示してきた。楽観的にグラウンドに出ていかなければならない。特に東京五輪への出場権がかかった今度の大会には。」
このフェイスブックでのチャットを終える前にモイネロは、生まれ故郷ピナール・デル・リオとのプレーをつねに欲してきたと語り、もう一度ピナールのユニフォームを着て、チームの仲間の力になりたい、ウルキオラ監督がふたたび就任したときであればなおさらだ、と述べている。
完ぺきな防御率1.52を記録して若き投手モイネロは日本プロリーグのレギュラーシーズンを終え、いまは10月5日から始まるプレーオフに向けて準備している。
Moinelo: “Cuba necesita que el béisbol recupere la cima”
http://www.cubadebate.cu/especiales/2019/10/02/moinelo-cuba-necesita-que-el-beisbol-recupere-la-cima/#.XZTfMkYzbIU
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