2019年09月23日
カマグエイ8連勝で首位維持 シエンフエゴスのパベル・ケサダ首位打者 一次ラウンド終盤の第59期キューバ野球リーグの見通し
現在首位打者のパベル・ケサダ(シエンフエゴス)、背番号10
Radio Rebelde、2019年9月23日、Yodeni Masó Aguila記者
第59期キューバ野球リーグ一次ラウンド最終の直線コースでは、カマグエイの8連勝と、シエンフエゴスのパベル・ケサダ三塁手の打撃成績トップが、最大の称賛を浴びている。
カマグエイチームはシエンフエゴスとビジャ・クララに対しそれぞれ3連勝を続け、ここ最近の10試合で敗れたのはわずか1試合だけであり、23勝9敗で首位を守っている。ミゲル・ボロート監督率いる同チームは、チーム打率.311(3位)、チーム防御率4.05(3位)、チーム守備率.971(9位)という成績のおかげで、カンディード・ゴンサーレス球場のファンの前で初めてオールスターゲーム開催への召集をおこなっている。
カマグエイの打撃陣では、ベテラン選手アレクサンデル・アヤラ(.436)、元ユース選手ロイデル・チャペリ(.349)、ウンベルト・ブラボ(.326)らがチームに貢献をしており、彼らはすでに100打席を超えている。投手陣では、フランク・マダンが7度登板し5勝無敗、カルロス・ペレスとヨシマル・コウシンがそれぞれ3勝しており、一方、抑えの役割ではビチョアンドリ・オデリンが3セーブを重ねている。
今週月曜日(9月23日)から水曜日(9月25日)まで、カマグエイは本拠地で昨季王者ラス・トゥナスを迎え、二次ラウンドへの出場権を目指し、厳しいサブシリーズを戦う。
時の人、パベル・ケサダ三塁手は、現在20勝13敗で5位につけているシエンフエゴスチームの活躍の象徴的存在となっている。海外リーグでの経験を持つケサダは、2005年のデビュー以来国内リーグにおける自身最高のシーズンを送っており、複数の打撃成績部門で上位に顔を出している。シエンフエゴスの背番号10ケサダは、打率(.442)と二塁打(12本)部門の首位であり、安打数50本は2位で、4本塁打、27打点、113打数で三振はわずか5個である。
シエンフエゴスチームでは、ユスニエル・イバニェスも打点(41点)で首位に立っており、本塁打9本はオルギンのホルヘ・ルイス・ペニャ(10本)に次いで2位である。
二次ラウンドに直接進出する上位4チーム入りを目指すシエンフエゴスチームは、今週月曜日(9月23日)からの戦いではホームチームとしてピナール・デル・リオと対戦する。現時点では、カマグエイ、サンクティ・スピリトゥス、サンティアゴ・デ・クーバ、マタンサス、シエンフエゴスが今季20勝に到達しており、直接進出への最大の資格を示している。
また、ラス・トゥナス、グランマ、イスラ・デ・ラ・フベントゥ、インドゥストゥリアレス、ピナール・デル・リオは、二次ラウンド進出への最後の2枠を目指す決定戦に進むために戦う。アルテミサ、シエゴ・デ・アビラ、ビジャ・クララ、オルギン、マヤベケ、グアンタナモは下位に沈み、進出の可能性はすでにほとんどない。月曜日からのサブシリーズ残り対戦は、マヤベケ対イスラ・デ・ラ・フベントゥ、オルギン対インドゥストゥリアレス、アルテミサ対マタンサス、サンクティ・スピリトゥス対ビジャ・クララ、グアンタナモ対シエゴ・デ・アビラ、グランマ対サンティアゴ・デ・クーバ(すべて後者がホームチーム)である。
首位に立つカマグエイチーム
今季打撃・投手成績9月21日終了時点
今季リーグ順位表
カマグエイ対シエンフエゴス(2019年9月16日)
キューバTV (2019年9月6日)
Camagüey y el cienfueguero Pavel Quesada, lo más destacado en clásico de béisbol
http://www.radiorebelde.cu/noticia/camaguey-cienfueguero-pavel-quesada-lo-mas-destacado-clasico-beisbol-20190923/
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