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2019年09月07日

フレデリク・セペダ インタビュー キューバ野球への愛情を語る

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フレデリク・セペダ

Juventud Rebelde、2019年9月7日、Norland Rosendo記者

彼をよく見ると、バッターボックスでボールが来るコースを見るために目を細めるだけではないということがわかる。そのルーツにはアジアの血も流れている。それが彼の忍耐力を伝える。フレデリク・セペダはキューバ代表チームから降格したが、野球からの降格ではなく、おそらく彼自身が想像したよりも早くに代表チームに復帰する。

彼は今季本塁打部門のリーダーであり(8本)、すでに通算300号本塁打を超えた。これは史上10人の選手しか到達していない記録である。その打撃成績(.356、.591、.797)はOPS1.388とともに彼を最も完成した打者たちの筆頭に位置づけている。昨日の試合前段階で、三振数はわずか9個である一方、四球はすでに43個を数え、そのうち10個は敬遠であり、2.8打席に1個という驚くべき四球率を誇っている。

40歳に近づき、彼自身、キューバ代表のことではなくプレーすることを考えている、と主張しているとはいえ、これらの数字によって彼はプレミア12に出場するに値するだろう。

- 今季のスタートは素晴らしいものになりました。何か特別な準備がありましたか。

パンアメリカン大会の代表チームへの出場がないと告げられたとき、サンクティ・スピリトゥスチームのトレーニングに加わった。やったことは例年と同じことだが、今回は少しだけ長く彼らと一緒にいることができた。

- 300本目の本塁打は狙ってましたか、それとも自然に出た?

今季最初の2本を打ったあとは狙っていった。ある記録が近づくと周りの人は少し落胆するものだ。それが普通だ、私が達成するまではね。

- その渦中に、連続四球記録にも並びました。

うん、その記録のことは記事を読むまで知らなかった。四球が7個連続して続いた。どの投手も私の記録となる本塁打を打たれたくなかったようだ。

- 今季は2000本安打到達もあるでしょう。プレッシャーはありますか。

あと16安打だが、そのことについては達成まで話したくない。結果は到達したときに祝われるものだ。

- これらの通算記録が達成され、かつ、キューバ代表チームに選ばれる可能性がもうなくなったあと、野球を続けますか。

何度も言っているが、つねに野球をプレーしているだろう。なぜならこのスポーツを愛しているし、サンクティ・スピリトゥスチームを愛しているからだ。キューバ代表チームにいるかどうかは、私が気にしていることではない。このことは心から君に言っておく。野球は代表チームだけではないし、私は現在の自分の状況に満足している。大事なことは健康を維持し、プレーし続けることだ。

- サンクティ・スピリトゥスが王者だったら...

いいスタートを切ったが、その予測をするのは早すぎる。わがチームとともに優勝できれば私にとって間違いなく素晴らしいことだ。

- さきほど、以前よりもモチベーションがあると言われましたが、それはどういうことでしょうか。

一定の年齢に近づいてきて、20年以上リーグでプレーしてきたら、自分にとって時間が終わりかけてる気がして、それを食い止めるためにより一層努力したくなるものなんだ。

- パンアメリカン大会に出場しないことはどう伝えられましたか。

はっきりしておかなければならないことは、正しい方法で伝えられたということだ。誰も私に背中からは触れずに、「君はここまでやってきた」と私に言った。冷遇はなかった。私のスポーツ人生ではどの野球監督からも冷遇されたことはない。

- リマでのチームの結果には大変苦しみましたか。

ものすごく。私はキューバ人で、これは私のチームだ。ほかの場所にいたので試合は見てなかった。でも結果をフォローして、選手たちと話して、毎日元気づけていた。

- キューバ野球は不遇の時期を過ごしています。この歴史を変えられると思いますか。

もちろんできる。わが国の国技は回復できる。ここにはたくさんの質がある。国際的レベルにもある。移住する選手たちの大半は、大リーグでプレーするに至らない者たちも、レベルの高い他のリーグですぐれた結果を出しており、彼らもキューバの名を高く掲げている。

「ユリエスキ・グリエル、ケンドリ・モラレス、ホセ・ダリエル・アブレル、今回のラス・トゥナスのヨルダン・アルバレスらの選手の達成には、幸せを感じている。みんなここで野球選手になったんだよ。わが国の野球学校が生み出したものなんだから。」

- 彼らと一緒にキューバ代表チームでプレーしたいですか。

キューバのためならなんでも。彼らは大きく貢献できるし、それはつねに素晴らしいことだろう。でもそれを決めるのは私ではないし、ほかにも影響することがいろいろある。

- キューバで選抜リーグを組織することについてご意見は。

プロジェクトについてはたくさんのアイデアを聞くが、選手の待遇の改善については誰も話さない。現在の時流は以前のものとは違う。現在は国が私たちにそれ以上を与えることができないので、野球への愛情を感じない人はその人生を他の方向に向けたほうがよいとはいえ、しかし他県に派遣される選手にとって、家族を残して1000ペソを稼ぎながらの1年は容易ではない。

「ここではレギュラーの選手がこの容赦ない太陽の下で始終プレーしながら控え選手と同じ給料を得ている。努力と結果は報われなければならない。」

Cepeda: entre el béisbol y la paciencia asiática
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2019-09-07/cepeda-entre-el-beisbol-y-la-paciencia-asiatica
posted by vivacuba at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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