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2019年07月31日

ノレル・ゴンサーレスとセルヒオ・バルテレミ亡命 米トランプ政権による協定破棄の悪影響

beisbol-cuba.jpg

JIT、2019年7月31日

キューバ野球連盟(FCB)はきょう、新たな2選手の亡命について発表した。2018年末のメジャーリーグ(MLB)と締結した協定が破棄されたことの悪影響を深める出来事である。

「ノレル・ゴンサーレスやセルヒオ・バルテレミのような若い選手がMLBを目指して亡命することは、主に、わが国の連盟とMLBとの協定を米国政府が無効にしていることに起因している」、とFCBは正午ごろ、海外メディアがこの出来事を報じ始めた直後にツイートした。

ドナルド・トランプが今年4月にこの協定を無効にしたあと、キューバの複数の野球選手がほかの手段による大リーグへの道のりを開始することを決断している。多くの場合それらは不法入国で、あとから移民手続きが続く形をとる。

キューバ野球当局は、人身売買業者の介入を考えるとその手順は危険で容認できないと考えており、大会中にチームを離脱する選手を批判している。

当局はまた反対に、FCBとMLBの協定はキューバの野球選手にとって安全なプラットフォームであり、すべての関係者に利益を生じさせる、ということに同意している。

トランプはこの協定を禁止するために、キューバがベネズエラのニコラス・マドゥーロ「体制」を支えているという口実を持ち出した。

そのホワイトハウスの住人の考えは、キューバからは不合理だと弾劾され、一方キューバとベネズエラとの連帯と交流は最高レベルを維持している。

Sin Acuerdo, el béisbol cubano paga nuevas bajas
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=120559
posted by vivacuba at 14:47| Comment(1) | TrackBack(0) | beisbol
この記事へのコメント
またまた亡命ですか。ここのブログでもゴンザレスに関してはホークスのスカウトが追いかけてる感じでしたから、ゴンザレスも日本行きの可能性を考えて国内に残ってたのかもしれない。しかし一向にオファーも来ないし時間だけが過ぎて年を取ってゆく。挑戦するなら、この辺が限界でしょうね。
それにしても協定が発表されてからはキューバの鼻息の荒さだけが目立ってましたね。別に連盟の作成したリストなんかMLBの球団はいらない、スカウト派遣して欲しいのがいれば調査・問合せすりゃいいからね。中にはNPB在籍者も入ってたし、こういう「日本は眼中にない、契約が切れたらさっさと引き揚げさせる」かのような印象さえ受けたけど、これでホークスがゴンザレスにオファー出せる訳ない。
キューバは協定が実効される日までひたすら亡命を出すほかないでしょう。

リマ大会も投手力のレベルの低さが屈辱の敗退に繋がったと思いますね、第2先発がイエラでは……NPB組モイネロ、マルティネスはカナダと堂々と渡り合えてました。才能ある若手をNPBでどんどん鍛えればそこそこ国際大会でやれる戦力を揃えれるかもしれないけど、現状はそれも不可能になった。
Posted by デスパインいいね! at 2019年08月03日 00:35
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