2016年08月09日
フレデリク・セペダ 驚きの開幕戦復帰 スタメン4番 7打数4安打
セペダはダブルヘッダーで二塁打と本塁打を含む7打数4安打を放った
第56期国内リーグ:フレデリク・セペダ、サンクティ・スピリトゥスでプレー
サンクティ・スピリトゥスの補欠選手8人のひとりとして発表されていたフレデリク・セペダは8月8日、開幕戦の4番指名打者としてスターティングメンバーに名を連ね、ファンを驚かせた。
全国7か所で国内リーグが開幕した昨日8月7日、セペダは本紙に対してそのニュースを明らかにしていた。
今年の2度の外科手術(右ひざで1度、右ひじで1度)を経て、このサンクティ・スピリトゥスのスター外野手はリーグ開始時からチームを牽引していくことになる。Mario A. Zulueta監督率いるチームで4番・指名打者として起用されるだろう。
36歳になるセペダは当初グラウンドへの復帰を10月に予定していた。過去に同じトミージョン手術を受けた野球選手やスポーツ選手の経験を参考にしてのことだった。そのため、開幕戦でのセペダ復帰のニュースは、ほかの同僚たちや、José Ramón Cepero球場に集まったファンや専門家たちの多くを驚かせた。
第四回WBC大会への出場を目指す選手たちにとってカギとなる今シーズンにおけるこのセペダの復帰は、明らかに当大会に向けてのモチベーションを物語る。
セペダは、WBCの過去三大会(2006年、2009年、2013年)において、打率.449、出塁率.548、長打率.855、OPS1,403という最高の成績を上げた打者である。安打数31、そのうち長打が16本、打点23、得点17.
また18年間の国内リーグでは、打率.329、265本塁打、1740安打、1014打点、1107得点をあげている。
シエゴ・デ・アビラとのダブルヘッダーで8月8日、今シーズンのスタートを切るサンクティ・スピリトゥスにとってセペダの存在は疑いなく決定的である。
【ブログ子追記】セペダの8月8日開幕試合成績
1試合目:4打数2安打1本塁打2打点2得点 http://www.beisbolcubano.cu/statistic/boxscore.asp?idGame=5276
2試合目:3打数2安打1二塁打1得点 http://www.beisbolcubano.cu/statistic/boxscore.asp?idGame=5284
1試合目はチーム全体も18安打4本塁打で12対3と圧勝している。その中での調子とみることもできるが、
2試合目はチーム全体で4安打、11対1と7回コールド負けしている。つまりセペダはこの状況でもチーム全体の半分の2安打を放ち、チーム唯一の得点をあげている。
56 SNB: Frederich Cepeda juega con Sancti Spíritus
http://www.escambray.cu/2016/56-snb-frederich-cepeda-juega-con-sancti-spiritus/
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