2019年05月27日
ラス・トゥナスのデニス・ペーニャ 今季U23リーグ最強の打者
デニス・ペーニャ
Periodico 26、2019年5月27日、Dubler R. Vázquez Colomé記者
カリビアンシリーズに出場したラス・トゥナスチームからの代表漏れから4ヶ月後、デニス・ペーニャは皆の話題に上り続けている。第58期キューバ野球リーグプレーオフでの彼の活躍がパナマに渡航した(カリビアンシリーズ代表の)チームのメンバーとなるに十分だったとしたら、U23ラス・トゥナスチームでのその活躍ぶりは、あの落選をとんでもない不公平と考えている人びとに根拠を与えるものとなっている。
この月曜日(5月27日)、有望な三塁手ペーニャは5打数で二塁打1本、本塁打2本を放ち、4打点、3得点をあげ、カマグエイの投手陣を粉砕した。この彼の猛打に牽引されたラス・トゥナスチームは15安打で12対2とこの日のダブルヘッダーの二戦目をコールド勝ちし、カマグエイが5対1で勝利した一戦目のお返しをした。
ペーニャはこのフリオ・アントニオ・メジャ球場での2本の本塁打で、今季7本塁打とし、ホームランダービートップのシエゴ・デ・アビラの捕手ラサロ・マルティンにあと1本と迫った。ラス・トゥナスの4番ペーニャはすでに昨季、6本塁打を放ったが、これは画期的な準優勝で終えたチームの全本塁打だった。
確かにペーニャは第58期リーグでは一次ラウンドの18試合で打率.237、2本塁打、7打点と出足は低調だったが、そのパフォーマンスは試合を重ねるにしたがって上向くだけのことだった。
実際、各チームが各1人の補強により強化された投手陣が集まった二次ラウンドで、ハバボ市出身のペーニャは、育んだ自らの全能力を見せ始め、プレーオフを含む42試合で、打率.324、二塁打5本、三塁打1本、本塁打3本、18得点、16打点をあげた。
デニス・ペーニャ(23歳、身長180cm)は、キューバ野球連盟が大リーグとのあの不運な協定に向けて発表した34選手のリストには含まれなかったものの、いま疑いなくキューバ野球の最高の有望選手の一人である。
同年代の選手たちのなかでペーニャの活躍は際立っている。第6期U23リーグでは、打率.324、出塁率(OBP)は.427、長打率は.586に上っている。
さらには、ライバルチームの監督たちに彼がどれだけ重要視されているかを如実に示すデータもある。ペーニャは敬遠数が15とダントツのトップである。彼は一人で、他の11チーム全体よりも多い数を獲得しているのだ。
つい数日前に第59期キューバ野球リーグに向けたラス・トゥナスの代表候補チームが発表された。パブロ・アルベルト・シビル監督がふたたび采配をとるこのチームではペーニャが柱として存在し始める。
Denis Peña, el bateador más temido de la Serie Nacional Sub-23
http://www.periodico26.cu/index.php/es/deporte-es/item/16117-denis-pena-el-bateador-mas-temido-de-la-serie-nacional-sub-23?fbclid=IwAR1-h7BndMGv8bLXL9hVkVDaSq89pIN-SXkv-vBeF0pRzij3qIwK-ufLLvA
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