アフィリエイト広告を利用しています

2019年04月12日

フランク・カミロ・モレホン インタビュー キューバ野球の未来

frank-camilo-morejon.jpg
フランク・カミロ・モレホン

Cubahora、2019年4月12日、NORLAND ROSENDO GONZÁLEZ記者

この日曜日(4月6日)、キューバ野球選手28人が高地トレーニングのためにメキシコに向けて出発した。選手の大半はひじょうに有望な若手であるが、なかにはキューバの代表的捕手の一人であるハバナのフランク・カミロ・モレホンもいる。

フランク・カミロは昨季のキューバリーグではほとんどプレーしなかった。負傷でグラウンドから遠ざかり、インドゥストゥリアレス監督で現在キューバ代表監督でもあるレイ・ビセンテ・アングラーダは若きオスカル・バルデスの起用を選択した。バルデスはその複雑なポジションの正捕手の代理としてすぐれたパフォーマンスを発揮していた。

その経験や知識、頭脳によってフランク・カミロは、リマでのパンアメリカン大会に向けてトレーニングをおこなうグループにおいて一人の捕手以上の存在である。メキシコへの出発前にラティーノアメリカーノ球場でおこなわれたトレーニング終了時の彼にインタビューした。

- 体調はどうですか。

回復している。万全の体調を目指して、そのために今回の高所でも、またそのあと帰国時にパンアメリカン大会に向けてしっかりした状態でいられるように、トレーニングメニューを考えている。

- 投手スタッフには若手が多くいますが、それについてどんな意見を持っていますか。


若い選手たちに機会を与えることはとてもよいことだ。彼らには力があり、向上し、成長したいという願望がある。また、代表候補というシステムのなかで自分たちを維持して、いつかキューバ代表チームに選ばれるというひとつの方法でもある。

- そうなるとあなたのチームでの存在は大きいですね。

うん、彼らの投手としての成長を助ける責任を私は持っている。これまで他の投手たちにやってきたように私の経験を彼らに伝え、試合の状況に応じていかに行動するかを教える。捕手と投手のすぐれた関係が勝利の鍵であり、私の規律によって指導役として、模範を彼らに示さなければならない。

- その若手選手たちのなかにあなたが見出す主な強さはなんですか。

神から授かった若さはとても重要だが、彼らは能力や力、意志を持っている。経験豊かなコーチや選手たちは彼らを育てるべきだ。彼らは長期的な将来であり、私は彼らにとてもよい結果を予想している。

彼らには才能がある。ほとんどの選手が90マイル以上で投げる。トレーニングでは、ストライクゾーンの制球、細かなコントロールと幅のあるコントロール、指令に集中しなければならない。打者の分析について学ぶことは重要だ。

- 捕手にも若手選手がいます。高地トレーニングには二人の若者があなたと一緒に行きますね。アルフレド・ファドラガとユニオル・イバラです。
-
彼らは成長してきている選手だが、たくさん取り組むべきことがある。捕手というポジションはとても複雑で、厳しくて、習得するには時間がかかるものだからだ。しかし彼らはしっかりとしたビジョンを持っているので、目標を大きく描いて、その達成に集中すべきだ。

- 成熟した捕手になるにはどれくらいの時間が必要ですか。

それは相対的だ。専門家のなかには一定の年数が必要だという人たちもいる。でも私はそうじゃないと思っている。日々の試合を安定させ、自身を持ち、できるだけ早くこのポジションへの適合を果たすことが求められる。捕手としてキャリアすべてを過ごしながら、すぐれた捕手にはなれない選手がいる一方で、3〜4年のキャリアですぐれた捕手になる選手もいる。

- 今回のチームは過去の代表チームと比較してどうですか。

比較は好きじゃない。私はアリエル・ペスターノ、ロヘル・マチャド、ダニー・ベタンコート、ノルヘ・ルイス・ベラらのスター選手がいたときに代表チームに選ばれた。ホセ・ダリエル・アブレウ、ユリエスキ・グリエル、ヨエニス・セスペデスら大リーグにいったスター選手たちともプレーした。わが国の野球がいまわれわれが知っているさまざまな理由からベストの時期にないということは嘘にはあたらない。世界で野球が進化し、現代化されている一方で、ここでは時が止まっている。少なくとも私はそう思う。しかし、いまわれわれはその復旧に取り組んでおり、今回の多くの若手選手との代表候補チームはその意志の一例だ。

-パンアメリカン大会のここ最近の2大会で、キューバは準決勝で敗れ、銅メダルに終わっています。リマではその順位を上回ることができると思いますか。

何か言うとしたら、キューバという言葉で書かれるすべてのものはつねに戦いに向かうってことだ。

フランク・カミロの軌跡

フランク・カミロ・モレホンはキューバ野球リーグ15年のキャリアを持ち、2011年にパナマで開催された最後のワールドカップでのキューバ代表チームに初めて選ばれた。4打数で2安打を放った。そのとき正捕手はアエリエル・ペスターノで、ヨスバニ・アラルコンも同じチームにいた。

このほかWBC2回(2013年と2017年)、プレミア12(2015年)、パンアメリカン大会2回(2011年と2015年)、中米カリブ選手権2回(2014年と2018年)、カリビアンシリーズ4回(2015年、2016年、2017年、2018年)に出場している。

フランク・カミロ・モレホン(1986年1月25日生まれ):インドゥストゥリアレスの正捕手として活動するキューバ野球選手。背番号45。その実績、とりわけ守備力によって、キューバ代表チームに何度も選ばれている。


Frank Camilo Morejón: Todo lo que se escriba con Cuba va a dar pelea siempre
http://www.cubahora.cu/deporte/frank-camilo-morejon-todo-lo-que-se-escriba-con-cuba-va-a-dar-pelea-siempre
posted by vivacuba at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8718529
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新記事
カテゴリーアーカイブ
タグクラウド
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
写真ギャラリー
ファン
最新コメント
プロフィール