2019年02月09日
ライデル・マルティネス インタビュー ヤンキースでプレーしたい
ライデル・マルティネス(左)
PL、2019年2月9日、Yasiel Cancio Vilar記者
キューバ投手陣の若手有望選手ナンバーワンの一人、ライデル・マルティネスはきょう(2月9日)、ラス・トゥナスのカリビアン・シリーズ決勝進出を祝うとともに、自身の大リーグでプレーする夢を語った。
右腕投手マルティネスは、ラティーナ通信社(PL)の独占取材に対して、もっとも大事なことは決勝に進むことだった、すべての試合で全力を尽くさねばならなかった、と強調した。
キューバはきょうベネズエラを3対0で破り、カリビアンシリーズ決勝への進出を決めた。これはマルティネスの故郷であるピナール・デル・リオが2015年に王者となって以降、初めてのことである。
自身2度目のカリビアンシリーズに集中している22歳の抑え投手マルティネスは、明日の決勝に向けて用意はできている、キューバのためにつねに全力を尽くす、と語った。
マルティネスは、その若さにもかかわらず、百戦錬磨のベテラン選手のように各試合に立ち向かう。「つねに用意をしている。試合のたびに相手打者のチェックをその失敗や欠点も含めしょっちゅうおこなっている」、と言う。
マルティネスはきょうの試合で、勝利を確保する見事な救援をおこなった。8回2死の場面で登板し、そこから2奪三振の無失点で一気に試合を終わらせ、セーブを獲得した。
マルティネスはPLとのインタビューで、今年は日本プロリーグの中日ドラゴンズでまたプレーすると語ったが、しかし自身の大きな夢は米国の大リーグで投げることだと強調した。
マルティネスは自身の97マイルの直球のような力強い言葉を投げかけてきた。「すべてのキューバ選手の夢は大リーグでプレーすることだ」。
マルティネスはさらに、「自分と契約してくれるチームで」すぐにプレーしたいが、自分の好みのチームはヤンキースだ、と端的に語った。
キューバと大リーグ機構は昨年12月19日、メジャーを目指すキューバ野球選手が、その国籍を放棄したり、第三国経由のフリーエージェントを目指す必要のない、契約正常化を目的とする協定に調印した。
マルティネスは間違いなく大リーグのチームとの契約に向けた最強の候補者の一人である。
そしてどうなるか、もしかしたらヤンキースがこのキューバ投手界の宝石であるこの若者の働きを獲得し、彼の夢を実現させるかもしれない。
Raidel Martínez, Cuba, la Serie Caribe y los Yankees de Nueva York
https://www.prensa-latina.cu/index.php?o=rn&id=251550&SEO=raidel-martinez-cuba-la-serie-caribe-y-los-yankees-de-nueva-york
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