2019年02月05日
ユリスベル・グラシアル インタビュー ソフトバンクで結果を出すことに集中している
ユリスベル・グラシアル
Cuba Si、2019年2月5日、Joel García記者
ラス・トゥナスが先の日曜日(2月3日)にここパナマ市に到着したあとおこなった初のそして唯一のトレーニングのなかで、マタンサスのユリスベル・グラシアルは三塁を守り、外野から遠投し、あらゆる方向にいつもの力強いバッティングを見せていた。
日本プロリーグのソフトバンク・ホークスともう1年の契約を果たしたオールラウンド・プレーヤーのグラシアルは、第61回カリビアンシリーズにキューバ野球リーグ王者チームとともに出場できることにとても満足を感じていると語り、また世界第二の野球リーグでの自身の足跡についても話してくれた。
- チームの強みと、トレーニングについて。
チームはとてもしっかり準備してきている。パブロ・シビル監督が言ったように、私たちはプレーオフでのラス・トゥナスの勝利の余韻がもたらすいい雰囲気のなかでここにやって来た。そしてそれと同じスピリットと喜びのなかでカリビアンシリーズを戦っていく。
個人的なことでいうと、私はしっかりトレーニングしてきた。日本では今季いくつか負傷したけれど、それは幸運なことに完治した。今大会で最大限の力を発揮できる完璧なコンディションを感じている。
- 試してきたポジションは。
ハバナとここで、三塁、外野、二塁と複数のポジションでトレーニングしてきた。監督が必要なところでプレーする用意ができている。大事なのはポジションではなく、チームとその勝利に貢献することだ。
- ラス・トゥナスがカリビアンシリーズで優勝するのは可能か。
うん、もちろん。この大会に出場するすべてのキューバ代表チームがその願いと、勝てるための質を持って参加する。その一方でほかのチームもしっかり準備し、大リーグやマイナーリーグでの経験を持った選手たちが加わっている。今回のキューバ代表チームは王者になる真の可能性とコンディションを持っていると私は見ている。
- 日本プロリーグではどれだけ成長したか。
ひとりの人間としてもプロとしてもそこでの経験は多くのことを自分にもたらしてくれた。これまでとは別のレベルだ。野球のプロであることや自分のトレーニングについてもっと責任を持つことの必要性に関してさらに成熟し、決定的な場面でチームが必要とすることをもっと考え、そして複数のポジションでプレーする能力を高めることができた。この複数のポジションでのプレーはわが国では(コーチ陣やファン、ジャーナリスト)がときどき理解していないことだ。
日本では二塁、三塁、一塁、外野を守ってきた。キューバではしていないことだが、それはとてもよいことだ。なぜならどのチームとでも契約してプレーできるさらなる可能性を選手に与えてくれるからだ。
- ソフトバンク・ホークスとの契約が更新されたが、キューバはMLBとの協定に調印した。これにトライしたいか。
いまそのテーマについてはコメントするのを避けたい。なぜなら日本プロリーグでことがうまく進むだろうし、調印した契約を尊重することだけに集中しているんだ。今回の契約にはとても満足している。私はいい結果を残したからね。弱点を克服していった。あのチームと大きな化学反応を私は起こせる。チームはひとつの大きな家族なんだ。とても気分がいい。それが私にとってはもっとも大事なことだ。
DESDE EL ROD CAREW: Gracial a la vista
http://cubasi.cu/cubasi-noticias-cuba-mundo-ultima-hora/item/88702-desde-el-rod-carew-gracial-a-la-vista
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