2019年01月26日
アルフレド・デスパイネ インタビュー 大リーグ挑戦は現在の優先事項ではない
アルフレド・デスパイネ
PL、2019年1月26日
アルフレド・デスパイネはきょう(1月26日)、大リーグのレベルで自分をためしてみたいと語る一方で、カリビアン・シリーズでのキューバ代表や日本プロ野球リーグでの福岡ソフトバンク・ホークスのメンバーとしての自身の責任を強調した。
米大リーグで自分を試してみたいとは思うが、実はそのことについてそれほど考えているわけではなく、優先事項ではない、とデスパイネは強調した。日本プロリーグで5年前からプレーしているデスパイネはホークスの一員として2017年と2018年に連覇を果たしている。
キューバ東部サンティアゴ・デ・クーバ県生まれ、32歳の強打者デスパイネは、キューバリーグではつねにグランマのユニフォームを着てきたが、「いまはカリビアン・シリーズでキューバを優勝させることに集中している」、と強調した。
カリビアン・シリーズには、キューバリーグ決勝でビジャ・クララを第五戦で破り新王者となったラス・トゥナスがキューバ代表として出場する。
数日前からトレーニングをおこなっており、100%ではないがとても好調だ。あと数日かけて改善を続け、可能な限りベストの状態で大会に臨む、とキューバでは「馬の中の馬」として知られているデスパイネは説明した。
キューバ代表としてWBC三大会に出場の強打者デスパイネにとって「ラス・トゥナスは優勝する可能性がある。すべての分野、とりわけ守備陣と投手陣でひじょうにしっかりした補強をおこなった。とても堅実なチームだ」。
デスパイネは自身6度目のカリビアン・シリーズ出場にあたって、同大会は「とても強力だ。質と技能をたくさん持ったプロ野球選手がいる。優勝するのはとても難しいことだが、不可能ではない」、と考えている。
デスパイネはさらに、「監督(パブロ・シビル)が自分を必要としてくれるポジションでプレーしたい。外野かもしれないし指名打者かもしれない。どこであれチームの力になることを一番に考える」、と語った。
カリビアン・シリーズが終わったらデスパイネは日本に行き、ホークスに合流する。
「今年で(ホークスとの)契約が終了する。それから契約を延長するモチベーションがどのような状態にあるか確認することになる。この点についてはまだ何も決まったことはない。(契約を)1年延長することはありうるが、さらに長い期間はないと思っている」、とデスパイネは語った。
デスパイネは2017年に福岡ソフトバンク・ホークスと数百万ドルの契約を締結し、そのときから同球団の主要メンバーの一人となり、チームやリーグ全体のもっとも注目される選手の一人になった。
同球団のメンバーとしてデスパイネは2017年にパシフィック・リーグの本塁打王と打点王に輝き、オールスターゲーム2試合に出場、そのうちの1試合でMVPを獲得した。
それ以前、2014年にデスパイネは、日本リーグの別のチーム、千葉ロッテ・マリーンズと契約していた。
デスパイネは米大リーグで輝くに十分な攻撃力を持っている、と専門誌は同意している。
デスパイネは米大リーグとの契約をその違法性ゆえに何度も断念した。その契約ではキューバ国籍を放棄しなければならなかったからである。
しかし、昨年12月19日にキューバと米メジャーリーグは、キューバ選手の契約の正常化のための協定に調印した。
「あの協定はすべての選手にとってとてもよいもので、自分を試してみたいとは思う。しかし繰り返すが、いまの私の優先事項の一つではない」、とデスパイネは強調した。
Despaigne entre Serie del Caribe, Japón y Grandes Ligas de béisbol
https://www.prensa-latina.cu/index.php?o=rn&id=247726&SEO=despaigne-entre-serie-del-caribe-japon-y-grandes-ligas-de-beisbol
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