2019年01月16日
ビジャ・クララ逆転勝ち フレディ・アシエル・アルバレス現役最多のプレーオフ通算19勝目
勝利投手フレディ・アシエル・アルバレス、現役最多のプレーオフ勝利数を誇る
Vanguardia、2019年1月16日、Osvaldo Rojas Garay記者
第58期キューバ野球リーグの決勝戦第三戦は、ビジャ・クララが0対4の劣勢から大逆転し9対4でラス・トゥナスに初の土をつけた。
ラス・トゥナスはキューバ最高の左腕投手ヨアンニ・ジェラを擁し、シリーズ制覇に王手をかける3勝目に迫っていた。
ラス・トゥナスは2回にビジャ・クララ先発のフレディ・アシエル・アルバレスから4点を奪った。フレディは長く持たないように思えたが、そこから立ち直り、その後追加点を与えなかった。
8対4とリードして迎えた7回、1死走者2人の場面で、現役投手でプレーオフ最多の19勝をあげているフレディは、投球数制限に達し、降板し、救援したパブロ・ルイス・ギジェンは快投をみせ、ダネル・カストロとヨスバニ・アラルコンから連続三振を奪った。
才能豊かなギジェン投手は2回2/3を投げ、6三振を奪った。
フレディ・アシエルとパブロ・ルイスの投手陣がなすべきことをなす一方、ビジャ・クララの打撃陣も役目を果たした。4回にウィリアム・サアベードラがカルロス・ベニーテスを走者に置いて起死回生の本塁打を放ち、勝利への望みをつないだ。
そのあと、球場を埋め尽くし応援を続けるファンの前で、ビジャ・クララは一挙6点を追加し、ジェラをKOし、8対4と逆転した。
スタイレル・エルナンデスが安打で口火を開き、ユニオル・パウミエルがアウトになったあと、カルロス・ベニーテスが二塁打、ユリエン・ビスカイーノの適時打でスタイレルが本塁に還り、サアベードラも同点となる適時打を放ち、ジェラが降板。
このときビジャ・クララの勝利の鍵となったと私たちが考えるプレーが起きた。救援投手ヨエルキス・クルースに対し、ジェニエ・ペレスがフィルダース・チョイスで出塁し、ユリエン・ビスカイーノがアラルコンのガードを非常にうまくくぐりぬけ本塁打に還った。当初の判定はアウトだったが、ビジャ・クララはクレームをつけ、ビスカイーノはセーフになった。
この得点は4対4の均衡を破り、さらに3点を追加する可能性を生み、ラウル・レジェスの代打に立ったノレル・ゴンサーレスの適時打で1点、ユレクシス・ラ・ローサの適時打でさらに2点を加えた。
8回にはカルロス・ベニーテスの安打でセサル・プリエトが本塁に還り、さらに1点を加えた。グランマの強打者ベニーテスは、ここ12打席で7安打5四球と、アウトを取られていない。きょうも3打数3安打を放ち、4打数3安打3打点ウィリアム・サアベードラとともに際立った活躍を見せた。
これで決勝戦はラス・トゥナスの2勝1敗となった。ビジャ・クララは1月16日(水曜日)午後7時15分、先発にアライン・サンチェスを擁し、タイを目指して出陣する。
試合スコア:
サンタ・クララ アウスグト・セサル・サンディーノ球場
(2019年1月15日、火曜日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 C H E
ラス・トゥナス 0 4 0 0 0 0 0 0 0 4 11 3
ビジャ・クララ 0 0 0 2 0 6 0 1 - 9 12 0
勝利投手 フレディ・アシエル・アルバレス (3勝0敗)
敗戦投手 ヨアンニ・ジェラ (1勝1敗)
セーブ パブロ・ルイス・ギジェン (1セーブ)
本塁打 ウィリアム・サアベードラ (4回)
ウィリアム・サアベードラ、2点本塁打を含む3打点
ラス・トゥナス対ビジャ・クララ 決勝第三戦(2019年1月15日)
Villa Clara: !Qué remontada!
http://www.vanguardia.cu/deporte/13090-leopardos-que-remontada
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