2018年11月27日
ヨルダニス・アラルコンの懲戒問題 全国野球当局の判断にラス・トゥナス当局が異議を表明
ヨルダニス・アラルコン
Periodico 26、2018年11月27日、Dubler R. Vázquez Colomé記者
ラス・トゥナスの県野球当局と、ラス・トゥナスチームは、野球選手ヨルダニス・アラルコンが犯した規律違反について、全国野球当局が検討後発表した懲戒内容に異議を表明した。
ラス・トゥナスチームの懲戒委員会と県スポーツ当局は、今回のアラルコンの行為を「重大」と捉え、今季残り期間でのチームからの完全な離脱を申し出たが、全国野球当局の懲戒委員会は、第3章第9条・第10条a項とk項が定める内容と認め、「ひじょうに重大な非行」と判断した。
ラス・トゥナスの野球当局は、同選手はチームのコーチや同僚にいっさい物理的な暴力をふるっていないと主張しており、全国野球当局の解釈とは対象的である。全国野球当局による判断によれば、上記a項が適用され、その条文は以下の通りである。
a)他の選手、コーチ、監督、審判、あるいはスポーツ会場にいる観客に対し、物理的に暴力をふるうこと。
これにより、全国野球当局は次の懲戒内容を勧告した。
・「野球大会システムの懲戒規則」第12条f項に定める、国際大会出場および海外契約の1年間制限
・「野球大会システムの懲戒規則」第12条g項に定める、国内大会出場の1年間停止
これに対しては、いずれにしてもラス・トゥナスのスポーツおよび野球当局が異議を申し立てることになるが、この懲戒内容が適用されれば、ラス・トゥナスの野球選手ヨルダニス・アラルコンは、第59期キューバ野球リーグでラス・トゥナスチームから外れるだけでなく、ここ2シーズンにわたって活動してきたイタリアリーグでの契約をふたたび目指すこともできなくなる。このヨルダニス・アラルコンに適用される懲戒の厳しさは、先週金曜日のカリスト・ガルシア球場での乱闘の当事者ノエルビス・エンテンサ(インドゥストゥリアレス)とヤシエル・サントーヤ(オルギン)両選手が受ける懲戒内容とは対照的である。
懲戒委員会は、次の両選手の「反スポーツ的行動」に懲戒を課すことに同意した。
・ノエルビス・エンテンサ・ゴンサーレス:所属チームでの12試合出場停止
・ヤシエル・サントーヤ・スルエタ:所属チームでの9試合出場停止
すべてのラス・トゥナス県民が覚えているように、今回とよく似たケースとして、第56期でマタンサスのアレクサンデル・ロドリゲス投手に暴力をふるったヨスバニ・アラルコン捕手の例がある。
ヨルダニス・アラルコンへの懲戒を提案したキューバ野球当局の懲戒委員会のメンバーは次の通り。
レオナルド・ゴイレ・プラデ(会長)
ホセ・A・カスティージョ・マシアス(委員)
ロベルト・ゴンサーレス・ボナチェア(委員)
カルロス・デル・ピノ・ムニョス(委員)
ヘスス・バローソ・グティエレス(委員)
エリベルト・コルデア・ブラボ(委員)
ルイス・D・デル・リスコ・デル・リオ(招待)
La última hora del Caso Alarcón
http://periodico26.cu/index.php/es/deporte-es/item/13179-la-ultima-hora-del-caso-alarcon
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